CBCラジオ #プラス!

脚を上げるだけではダメ!元気に歩く秘訣とは?

木曜日は永岡歩アナウンサーと山本衿奈がお届けしている「CBCラジオ #プラス!」。

4月4日の放送では、多治見スマートクリニック整形外科専門医の福田誠先生に「元気に歩くには」というテーマで話を伺いました。

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元気に歩けなくなる原因とは?

福田先生のクリニックに訪れる患者の中で圧倒的に多いのは膝の痛みだそうです。
60歳を超えた方の2人に1人は膝が痛く、特に階段の下りがつらいとのこと。

そして膝が痛み、歩き方が悪くなると、次に姿勢が悪くなります。

例えば背中を振って膝をかばって歩いたりすると、さらに今度は腰痛に繋がったり、最悪の場合寝たきり状態になったりと、膝の痛みから歩けなくなる原因が増えていきます。

脚を上げることを意識するだけではダメ!

立って歩くだけではなく、姿勢良く歩くことが大切だと言う福田先生。

脚を上げて歩く時、太ももの前にある大腿四頭筋が大事です。
そしてこの筋肉は歳とともに衰えていきます。

多くの年配者がつまずいたり転んだりするのは、この大腿四頭筋が知らない間に弱まって、思ったより脚が上がっていないからだそうです。

永岡「しっかり脚を上げるっていうのを意識しなきゃいけない、ということなんですね?」

福田「でもこのしっかり上げるというのは無意識下で起こっていますので、日頃から筋肉が維持されていないと、衰えた分だけ脚が下がり、転びやすくなるんです」

決して自分で意識しただけでは改善できるものではない歩行。
どのような改善・予防法があるのでしょうか?

姿勢の悪さを治すべし

福田先生曰く、元気に歩けなくなる原因の最初はほとんどは膝からですが、体幹も大事とのこと。

体幹が弱く歩く姿勢が悪いと、筋肉が効率良く使えなくなります。
そうすると歩くことが疲れる、歩いた後に関節が痛くなるなどの症状が現れるということです。

元気よく歩くためには、自分だけの力では難しい。
自分の歩く姿勢は無意識に決まってきているので、プロに見てもらうことが大事です。

福田先生は日頃、いろんな人の姿勢を無意識でチェックしてしまうようです。

福田「ホームセンターなどに行くと、あ、悪い…悪い…と見てしまいます(笑)。職業病なんですよね」

まずはプロに歩き方を見てもらうことで今よりも元気に、これからも長く元気に、歩けるようになるかもしれません。
専門家の力も借りてレッツアンチエイジング。
(ランチョンマット先輩)
 
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2024年04月04日08時21分~抜粋

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