大石邦彦のNOW ON SHARE!

2024年に注目したいニュース・動き

元日の能登半島地震をはじめ、羽田空港の衝突事故など衝撃的な災害・事故・事件で明けた2024年。
今年はどのような1年になるのでしょうか?

1月6日放送のCBCラジオ『大石邦彦のNOW ON SHARE!』では、CBC論説室の大石邦彦アナウンサーが今年予定されている出来事やイベントについて取り上げます。

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新札がいよいよ発行

まずは、エンターテインメント分野から。

3月にジブリパーク(愛知県長久手市)の「魔女の谷」がオープンし、全エリアが開業することに。
予約制のテーマパークですが「公園になっているので気軽に行けないこともない」と大石。

また、ジブリと同じ句国産キャラクターとしては、ハローキティが誕生から50周年となります。

大石「キティちゃんも50歳か。老けない50歳だなぁ」

経済分野では、7月から紙幣のデザインが一新されます。一万円札は明治期の経済界の偉人・渋沢栄一に、五千円札は津田塾大学の創立者・津田梅子に、千円札はペスト菌を発見した北里柴三郎にそれぞれ変わります。

ちなみに、大石は聖徳太子(以前の一万円札)に愛着があったようです。

大石「福沢諭吉さんに馴染む前に、渋沢さんに変わってしまうというね」

新札発行はお金の動きに関わるため、経済そのものが動くきっかけになるかもしれません。

働き方の変化

そして、建設・運輸・医療分野の働き方にも変化が。

長時間労働解消を目指し、労働時間がより厳格に縛られますが、一方で人手不足の懸念もあります。

大石「モノがすぐには届きにくくなるのではないか、と言われています」

「頑張って欲しい」と大石が願うのは「春闘」。大幅な賃上げを迫ることを切望します。

大事なのは、大企業だけでなく、中小企業にも行き渡ること。
そもそも「失われた30年」は、企業が内部留保を溜め込み、人に投資してこなかったことが原因と指摘されてきました。

「海外諸国の水準に追いついてほしい」と大石。

「中3年」の五輪開幕

また、フランスではパリ・オリンピックが開催されます。

大石「なんか早いっすよね」

コロナ禍で2020年の東京オリンピックが1年延期になったために、異例の中3年での開催となります。

しかし意外にも、当のオリンピック選手からは好意的な声も聞こえているようです。
というのも、早くから開始する予選が実質「中2年」となり、世代交代が進まなかったことが幸いした選手もいるためです。

地元・愛知出身、カヌーの羽根田卓也選手も、2016年リオ・オリンピックのメダリストでベテラン選手です。

大石「だってもう、オリンピック5回目の出場ですよ。全てをぶつけてほしい」

女子53kg級レスリングの藤波朱理選手の地元は放送エリアの愛知県。15歳の頃から取材を続けている大石は期待を寄せます。

大石「ようやく夢が叶いました!」

国内外の政界は節目の年に

翻って政界では、トップが色々と交代する節目の年になりそうです。

海の向こうでは重要な選挙が目白押し。
今月行われる台湾総統選挙を皮切りに、3月にロシアの大統領選、11月にアメリカ大統領選が控えています。
いずれも日本と関わりの深い国々で、動向が大変気になるところです。

大石「バイデン大統領がそのままいくのか?トランプ大統領が奪還するのか?ここ注目です」

さらに国内でも、7月に東京都知事選挙、9月に自民党の総裁選が予定されています。
都知事選では小池都知事の動きが注目されます。

国政では解散総選挙はどうなるのでしょうか?
「岸田総理が総裁選の前に打って出るかどうか、注目が集まる」と大石。

昨年以上に多くの分野でいろんなことが起こる一年となりそうですが、ひとまず健康が一番と締める大石でした。
(nachtm)
 
大石邦彦のNOW ON SHARE!
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2024年01月06日11時43分~抜粋

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