大石邦彦のNOW ON SHARE!

知らないと損?4月から始まったさまざまな制度

自転車のヘルメット、マスク、保険証。
これらにまつわる制度が4月から変わることをご存知ですか?

4月8日放送のCBCラジオ『大石邦彦のNOW ON SHARE!』では、大石邦彦アナウンサーが今年度から始まった新しい制度について解説します。

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新入社員に変革を説いたトヨタ

4月になると、いろいろな制度が変わります。
今回の番組では新年度を迎えて変わったことをまとめました。

この週は入社式シーズン。対面やマスクなしの入社式に戻った企業が多かったようです。

大石が注目したのはトヨタ自動車。
なんと1450人の新入社員が入社したそうです。それもそのはず、トヨタの全従業員数は7万人。

大石「7万ですよ!どっかの市と同じくらいの人数ですよね」

最近、豊田章男社長から佐藤恒治社長への交代人事が話題に上ったトヨタ。
佐藤社長による入社式のコメントは「変革のカギは多様な価値から生まれる活力やイノベーション」というものでした。

”100年に1度の大変革”と言われる自動車業界では、電気自動車・ハイブリッド・燃料電池車などが次々登場しています。
トヨタが全方位戦略をこれからどのように進めていくのか、注目が集まります。

ヘルメット着用が全年齢に適用

また、道路交通法の改正に伴い、 4月から自転車のヘルメット着用に「罰則なしの努力義務」がつくことになりました。

これまでは13歳未満に限られていましたが、今後はすべての年齢の方に適用されます。

髪をセットしている方は、ヘルメットをあまり被りたくないかもしれません。
ヘルメットを着用しないと、どのような不利益が考えられるのでしょうか?

まず万一の事故にあった時に、未着用だと賠償額が減額される可能性があると大石。
そしてもちろん、ヘルメット着用によって安全性が高まります。

過去5年間のヘルメット未着用者1900人のデータをみると…
「主な損傷部位」が頭のケースが全体の56%、胸のケースが12%となっています。

大石「半分以上が頭なんですよね」

死亡率で比べると、ヘルメット未着用者はヘルメット着用者の2.6倍にも跳ね上がります。

大石「自転車乗る方は、ヘルメットつけた方が自分のためにもいい」

街中でも、ヘルメット姿の方が近頃増えてきたと大石。
従来の無機質なイメージと違い、最近のヘルメットはお洒落でカラフルなものも多いそうです。

マスクを外すのは恥ずかしい?

一方、ヘルメットとは逆に、外すことになるのはマスク。

4月からは学校でも児童生徒にマスク着用を求めなくなりました。
ただ、基礎疾患のある方や高齢者の方がいるご家庭を鑑み、マスクについては各家庭の判断に任せる学校が多いようです。

給食時間の黙食スタイルも終わり、大声でなければ会話がOKになりました。

大石「これから学校生活も少し変わってくるかなと思います」

ところが「マスクを外すことに抵抗がありますか?」というアンケートに対し、小学生の80%、中学生の88%、高校生の92%が「抵抗がある」と答えているそうです。

思ったよりも深刻なマスク依存の心理。
どうやら感染リスクの心配よりも、年齢が上に行くほど”恥ずかしさ”を感じるようです。

大石「外なら、外していいと思います!」

慣れというのは怖いものです。

また、医療機関で使う保険証の制度も4月から変わります。
窓口で使う場合、マイナ保険証(マイナンバーカードの健康保険証利用)に比べて、従来の健康保険証は6円だけ高くなります。

大石「たった6円という感じがしますけども…」

マイナカードにポイントを付けるなど、強制的に加入させるためにニンジンをぶら下げているのでは?と訝る大石。

狙いもさまざまな制度変更、ひとまずは頭に入れておくとよいでしょう。
(nachtm)
 
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2023年04月08日11時44分~抜粋

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