3月13日からマスク着用の考え方が見直しになりましたが、街ではマスクを着用する人が多いようです。
3月18日放送のCBCラジオ『大石邦彦のNOW ON SHARE!』では、大石邦彦アナウンサーがマスク着用について解説します。
マスク解禁。それでも変わらない街の光景
マスク着用は個人の判断に
13日からコロナ対策としてのマスク着用が、個人の判断に委ねられることになりました。
5月の感染症法の位置づけ変更に従い、政府が決めた方針です。
大石「マスク解禁について国民はどう考えているのか?取材しました」
厚生労働省によると、現在もマスク着用が勧められる場面は以下の通りです。
・医療機関を受診する時
・高齢者施設を訪問する時
・通勤ラッシュなど、混雑した電車・バスに乗車する時
周囲の方に感染を広げないためのマスクの効用はこれまでと同じです。
大石「月曜日から話題になりましたよね」
解禁当日には「マスク解禁」「個人の判断」がツイッターのトレンド上位に来ており、世間の関心の高さがうかがえたと大石。
5月の感染症法の位置づけ変更に従い、政府が決めた方針です。
大石「マスク解禁について国民はどう考えているのか?取材しました」
厚生労働省によると、現在もマスク着用が勧められる場面は以下の通りです。
・医療機関を受診する時
・高齢者施設を訪問する時
・通勤ラッシュなど、混雑した電車・バスに乗車する時
周囲の方に感染を広げないためのマスクの効用はこれまでと同じです。
大石「月曜日から話題になりましたよね」
解禁当日には「マスク解禁」「個人の判断」がツイッターのトレンド上位に来ており、世間の関心の高さがうかがえたと大石。
それでも変わらない?日常の景色
大石「月曜日から街の皆さん、ウォッチしてたんですよ」
大石の観測範囲では、屋外でも8割以上の方が着用していました。
もっとも、今は花粉症の季節なのでマスク姿が多くても不思議はありません。
ところが、地下鉄でも社内でも、ほとんどの人がマスク着用。
飲食店内では食べる時以外、9割の方が着用。
マスクを外していたのは、夜飲みに行った時だけでした。
あくまで大石個人の体感ですが、皆さんのまわりではどうでしょうか?
「(マスクを着けなくて)テレビ的に大丈夫?」と取材相手に言われた時にハッと気づいた大石。
世間体を気にしながら判断している方も依然多いのかもしれません。
一方、教育現場はどうでしょうか?
卒業式などの式典では「マスクを外してよい」と教育委員会は通達しています。
ところが、取材先の式典ではやはり8割から9割の生徒が着用していました。
「恥ずかしい」「周りがつけている」、さらに「感染が心配」がその理由。
「風の子」が、むしろマスクを手放せなくなっているようです。
大石の観測範囲では、屋外でも8割以上の方が着用していました。
もっとも、今は花粉症の季節なのでマスク姿が多くても不思議はありません。
ところが、地下鉄でも社内でも、ほとんどの人がマスク着用。
飲食店内では食べる時以外、9割の方が着用。
マスクを外していたのは、夜飲みに行った時だけでした。
あくまで大石個人の体感ですが、皆さんのまわりではどうでしょうか?
「(マスクを着けなくて)テレビ的に大丈夫?」と取材相手に言われた時にハッと気づいた大石。
世間体を気にしながら判断している方も依然多いのかもしれません。
一方、教育現場はどうでしょうか?
卒業式などの式典では「マスクを外してよい」と教育委員会は通達しています。
ところが、取材先の式典ではやはり8割から9割の生徒が着用していました。
「恥ずかしい」「周りがつけている」、さらに「感染が心配」がその理由。
「風の子」が、むしろマスクを手放せなくなっているようです。
多様性が許容される社会に
では、専門家の見解はどうでしょうか?
日本医師会の細川常任理事によると「マスクは外しても問題ない」とのこと。
愛知県立大学の清水教授(感染制御学)は「感染状況で判断」、すなわち「感染者が増えてきたら着ければよい」とのこと。
マスクを着けても感染リスクはゼロにならないため、むしろ「換気が重要」との答え。
三重病院の菅副院長は「TPOで判断すればよい」。
感染状況や場所で判断し、自覚症状のある方は着用が望ましいとします。
三者三様の回答ですが、共通しているのは、それほど神経質にならなくてもよいということです。
大石「今年も感染は広がるのか、どうか?」
昨年までの感染者数の傾向をみると、2021年と2022年は、いずれも3回の山がありました。
清水教授は、仮にこの傾向が続くとすると、「春休み~ゴールデンウィーク頃」に感染者が再び増えると予想します。
そのうち、コロナもインフルエンザのようなものとして受け入れられていくのでは?と大石。
大石「(コロナ禍以後)日本の社会から寛容さや受け入れる心が失われて、いろんなことを許容できなくなった。分断が広がった部分もあるかと思います」
問題が取り沙汰されているワクチンも然り。
親マスク-反マスク、親ワクチン-反ワクチンとひと括りにせず、科学的・客観的に必要性の是非を問うことが大切です。
偏見や中傷のない、さまざまな立場の人を受け入れる多様性のある社会を願う大石でした。
(nachtm)
日本医師会の細川常任理事によると「マスクは外しても問題ない」とのこと。
愛知県立大学の清水教授(感染制御学)は「感染状況で判断」、すなわち「感染者が増えてきたら着ければよい」とのこと。
マスクを着けても感染リスクはゼロにならないため、むしろ「換気が重要」との答え。
三重病院の菅副院長は「TPOで判断すればよい」。
感染状況や場所で判断し、自覚症状のある方は着用が望ましいとします。
三者三様の回答ですが、共通しているのは、それほど神経質にならなくてもよいということです。
大石「今年も感染は広がるのか、どうか?」
昨年までの感染者数の傾向をみると、2021年と2022年は、いずれも3回の山がありました。
清水教授は、仮にこの傾向が続くとすると、「春休み~ゴールデンウィーク頃」に感染者が再び増えると予想します。
そのうち、コロナもインフルエンザのようなものとして受け入れられていくのでは?と大石。
大石「(コロナ禍以後)日本の社会から寛容さや受け入れる心が失われて、いろんなことを許容できなくなった。分断が広がった部分もあるかと思います」
問題が取り沙汰されているワクチンも然り。
親マスク-反マスク、親ワクチン-反ワクチンとひと括りにせず、科学的・客観的に必要性の是非を問うことが大切です。
偏見や中傷のない、さまざまな立場の人を受け入れる多様性のある社会を願う大石でした。
(nachtm)
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