大石邦彦のNOW ON SHARE!

火口トレッキングや「朝パフェ」文化!山形県・春に訪れる魅力

冬のイメージが強いですが、春に訪れるとまた違った魅力が発見できる山形県。
火口トレッキングや”水没林”でのカヌーといった、アクティブな体験が楽しめます。

2月25日放送の『大石邦彦のNOW ON SHARE!』では、山形県最上町出身の大石邦彦アナウンサーが春の山形の魅力について解説します。

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つららでオン・ザ・ロック?

山形県最上町出身の大石は、山形の観光大使を務めています。
冬の山形の魅力を以前お伝えしましたが、春の山形の魅力はどんなところにあるのでしょうか?

大石「もう2月末です。今回は春の観光スポット、先取りいたしましょう。これから旅行の計画を立てる方など、ぜひお役立てください」

冬が長く、1年の3分の1が冬という山形。
ビールを冷やしたい時は、雪の中に1分間突っ込めば冷えるそう。
また、焼酎を飲みたい時は、つららを割ってグラスに入れれば、オン・ザ・ロックの完成。
まさに天然の冷蔵庫・冷凍庫です。

大石「春への憧れってあるんですよね」

雪の圧力対策で、板を窓の外に貼ると、室内はどうしても暗くなります。
北欧諸国と同様に、暗い室内を明るくしようとする取り組んでいると大石。
フィンランドのインテリアブランド「マリメッコ」のような、色合いのはっきりした家具やモチーフが山形にも多く見られるそうです。

カヌーで林を巡る「水没林」

春のおすすめ観光スポットのひとつは、蔵王の白い”お釜”トレッキング。
”お釜”とは、噴火によって湖になった火口のこと。
夏は綺麗なエメラルドグリーン色ですが、冬は残った雪によって全体的に白い火口になるそうです。

大石「これを観るトレッキングツアーが人気らしいです」

また、蔵王に行くまでの観光道路「エコーライン」にできる雪の壁も有名。
東海地方で雪の壁ができたとしても、せいぜい高さ3-4メートル。
一方、蔵王の雪の壁はなんと10メートルに達するそうです!

大石「3階建ての建物がずっと続いているんですよ、白い壁で。これは圧巻!」

間違いなくSNS映えするスポットですが、他にも山形県飯豊(いいで)町にある白河湖の「水没林」がおすすめだと大石。
春先のシーズンは雪解け水が湖に流れ込み、水が溢れることで、周りの林も湖のような景色に。

大石「そうすると、湖に木が生えているような状態になるんですよ!」

屋久島や東南アジアの原生林を回るかのように、カヌーで林の中を漕いでいけます。
また、ボートの上に立って漕ぐ”スタンドアップパドル”というアクティビティも楽しめるそう。

大石「これはね、ユーチューバーの方、おすすめですよ。どうですか、ユーチューバーの皆さん

ここで撮影すると”バズる”のでは?と大石。若い方向けのスポットも豊富なようですね。

日本一のラーメンや”朝パフェ”も

そして観光といえば、なんといってもグルメです。
山形の人気グルメは、ラーメン。寒冷地で食べるラーメンの味は格別です。

大石「(山形は)ラーメンにかける一人当たりの出費、日本一なんですよ」

家計調査で新潟県に一時負けていたものの、今年日本一に返り咲いています。
ラーメン以外にも「山形は蕎麦やご飯も美味しい」と大石。

また、スイーツ好きの方にも耳寄りな情報が。
近頃、山形では朝からパフェを楽しむ”朝パフェ文化”がブームになっているそうです。
さくらんぼ・りんご・ぶどう・桃など「フルーツ王国」で知られる山形だけに、フルーツパフェも美味しそうですね。

大石「ぜひ皆さん、堪能していただきたいと思います!」

魅力たっぷりの春の山形県、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
(nachtm)
 
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2023年02月25日11時45分~抜粋

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