大石邦彦のNOW ON SHARE!

泥棒に入られないためには?年末年始の防犯対策教えます

帰省や旅行で心が踊る休暇シーズンですが、気がかりなのが留守中の防犯対策。
うっかり泥棒に入られないためにはどういった対策が有効なのでしょうか?

12月24日放送のCBCラジオ『大石邦彦のNOW ON SHARE!』では、年末年始の防犯対策について大石邦彦アナウンサーが語ります。

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消したはずの照明が…

帰省や旅行をする方が増えるこの季節ですが、泥棒に入られたことがあると打ち明ける大石。

大石「気をつけてほしいのは留守中の自宅、なんです!」

連休を楽しみにしているのは空き巣も一緒だと強く警告します。
取材においては、被害者や当事者を探すのが最も骨が折れるという大石ですが…

大石「でも今回は簡単です。わたし泥棒に入られてますからね。私が被害者なんです!当事者ですからね」

話はおよそ10年前の年末に遡ります。
夕方5時から7時まで、たったの2時間、近所のお宅に忘年会で訪れた大石。

ところが、消していったはずの家の照明が全部煌々と点いていることに気づき、大石の奥さんは不審に思います。
なんと、玄関ドアの取っ手が”くの字”にひしゃげていました。

大石「よくニュースで聞きません?”バールのようなもの”。バールかどうかはわからないけども、バールのようなものでこじ開けられたんじゃないかと」

ところが大石はひと目みるなり、「これはバールだ!」と即断。
バールを隙間に入れて、テコの原理で開けたのが一目瞭然だったようです。

価値がないと捨てられる!?

このような万一の際に気をつけるべきは、中に不用意に入らないこと。
泥棒と鉢合わせにならないよう、真っ先に警察に連絡すべきだと大石。

大石「入ったらびっくりしました…」

家中の物がすべて荒らされ、引き出しは全部開けられていました。
盗まれたのは”それなりのブランド物”のカバンや、結婚指輪などの貴金属。

大石「本物か、偽物かを判別する暇がないから」

年末だったために、その時だけ置いていた現金も盗まれ、さらに箱に入れていたこどもの”へその緒”まで取られたそう。

その後、不幸中の幸いで盗難品は半分以上戻ってきました。
というのも、名前が書いてあるものが川に捨てられていたのです!
警察が盗まれたものかどうかを照合します。

大石「泥棒はいい物をちゃんと販売するルート、足がつかないルートを持っているんですよね」

帰ってきたのはほとんど自分のもので、金目にならなかったんじゃないか…と苦笑します。

「5分間の対策」が重要

実際に物は戻ってきたものの、大変なのはそれから。ドアを開けっ放しにするわけにもいかず、修理に奔走します。

ところが、主だった業者は年末年始で休み。
やっとの思いで見つけた業者は、ドアと鍵を直すのになんと10万。

大石「年末年始は業者も休みですから、泥棒に入られるなら年末年始はやめてください」

苦い経験だったと大石は振り返ります。

ちなみに、泥棒が侵入にかかる時間は3分、実際に物を盗るのは5分、合わせてたった10分以内の犯行だそう。
そのため泥棒はストップウォッチを押して、残り時間を気にしながら盗みを働くのだとか。5分かかると侵入を諦めるようです。

大石「裏を返せばですよ、侵入に5分以上時間がかかるような対策をしてほしいなと」

具体的には、玄関の外を明るくする、音を鳴らす、防犯カメラ、ご近所さんに頼む、などが有効な対策。
つまり泥棒が嫌いなものは、明るさ・音・人の目の3つに集約されます。
また、買ったものはレシートや家計簿に保管しておくと、盗難補償が多少下りることも。

大石「年末年始、お気をつけください」

実体験だけに生々しく、ためになる話だったのではないでしょうか。
(nachtm)
 
大石邦彦のNOW ON SHARE!
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2022年12月24日11時43分~抜粋

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