物価高騰に歯止めがかかりません。
エネルギーから食料まで家計負担の高止まりが続いていますが、どんな対策があるのでしょうか?
12月3日放送のCBCラジオ『大石邦彦のNOW ON SHARE!』では、大石邦彦アナウンサーおすすめの節約術を紹介しました。
保険の入院プランは不要!
めっきり寒くなりましたが、エアコン、お湯、ストーブに必要なエネルギー料金の高止まりが続き、物価高騰にも歯止めがかかりません。
大石「大石流の物価高対策をお伝えします。いろいろ値段が上がっているんですね」
モノやサービスの全体的な値上げ幅を示す消費者物価指数は3.6%。
ガスや電気に至ってはなんと20%を超えています。
物価高対策はどうすればよいのでしょうか?
今回、経済評論家・生活評論家・ファイナンシャルプランナーなど、その道の方々に取材した大石。
大石「やってる方もいらっしゃると思いますけど。これはいいと思うものだけチョイスして活用して頂ければ」
まずは固定費を減らすこと。
例として、生命保険の見直しを挙げます。
大石「いらない特約って結構ついてません?何つけたかってもう覚えていないですよね」
"人生100年時代"の到来でニーズが問い直される保険。
もはや通院だけで済む病気も増えているので、入院プランは不要と大石は断じます。
節約の域を超えるミニマリスト
スマホの契約乗り換えも有力です。
大石「そんなにギガ数必要ですか?」
安いプランでも回線やエリアは同じ。
なのに多く支払うのはたしかに無駄ですね。
同様に、災害時のためだけの固定電話にも疑問符がつきます。
また、車の必要性を再考する大石。
大石「シェアする時代でしょ?"Now on Share"ですよ」
ミニマリストの方にも取材したところ、お皿でさえ2枚くらいで、テレビもありません。
「物を置かないと生活がスリム化される」と宣うその女性が結婚をしない理由は「物が増えるから」。
大石「本物のミニマリストの怪物がいました!そこまでしなくていいと思いますが」
極端ですが、時代に合った考え方なのかもしれません。
節約主婦が教える買い物のコツは?
収入の4割弱を貯金する"日本一の節約主婦"がやっているのは、どんなことでしょうか?
スーパーに行く時は衝動買いを避けるため、事前に「必要なものリスト」を作り、リストにないものは絶対に買わないこと。
また、物をねだるこどもと買い物に行かないこと。こどものみならず、ビールをせがむご主人も含まれています。
その代わり、レジャー費に月1万充てるなど、節約にもメリハリが大事なようです。
一方、大石がおすすめだと強調するのは、山間部の産直市場。
大石「かなり安いです。安い物が置いてあります」
シニアの方が営み、儲けを度外視して低価格を実現。美味しいお米や野菜、椎茸、干しいもなど、保存の効くものがおすすめだそう。
他には"ふるさと納税"もおすすめと大石。
大石「納税とは名ばかりで寄付ですよね。寄付した代わりに返礼品を頂ける」
納税で米、油、肉、野菜、洗剤など、生活に必要な返礼品を頂けば一石二鳥です。
さらにポイント還元の活用。
12月から7年ぶりに始まった節電ポイントは小売会社の節電プログラムと連携。参加するだけで2千円相当のポイントがもらえます。
大石「これはお値打ちですのでぜひ取り組んでみてください」
基本的なことばかりですが、簡単なことほど案外できずに後回しになりがちです。
「不安につけこむ人や物には十分気をつけましょう」と最後に節約の要諦を語る大石。
何事もよく知らないと固定観念から不安になり、手が出せないもの。
しっかり知識をつけると積極的な節約に取り組めるかもしれませんね。
(nachtm)
大石邦彦のNOW ON SHARE!
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2022年12月03日11時44分~抜粋