近年、市内各所で次々に新スポットが誕生している名古屋市では、今後、中川運河や栄を中心に再開発が進むそうです。
4月9日放送の『大石邦彦のNOW ON SHARE!』ではパリと名古屋の意外な共通点が明かされました。
再開発が進む商業エリア
今回は「名古屋の駅、いったいどうなっていくの?」について深掘りしてお届けします。
大石「2大商業地区である名駅地区と栄地区、変貌を遂げてますよね」
JRセントラルタワーズの開業を皮切りに、高層ビルが次々に建っている名駅地区。
一方の栄地区では3月にマルエイガレリアがオープンし話題を呼んでいます。
山形出身の大石は当初、名古屋はほぼ"関西"の感覚だったとか。
大石「すっかりもう僕、名古屋人になりまして。赤味噌大好きでしょ、きしめんも」
東京にいた時はあまり通っていなかった喫茶店。
今ではすっかりコメダ珈琲のシロノワールに馴染んだといいます。
名古屋はパリと共通点が意外に多いと大石。
大石「パリを目指しているんです。実際に名古屋をパリ化しようと考えている人たちも」
パリとの共通点を挙げると…
エッフェル塔とテレビ塔(中部電力MIRAI TOWER)
シャンゼリゼ通りと久屋大通
パッサージュ・デ・パノラマと円頓寺商店街
パリジェンヌと名古屋嬢
セーヌ川と堀川
サン・マルタン運河と中川運河
大石「名古屋とパリはね、酷似してる部分が多い」
中川運河の街づくりプロジェクト
また、心を癒やす空間にしようと、中川運河ににぎわいゾーンを作る街づくりが進められているのだとか。
大石「名古屋以外の方はご存知ないかもしれないですけど…」
昭和初期に整備され、名古屋港と名古屋駅を結んでいる中川運河。
かつては物流の整備が行われていましたが、今ではほとんど利用されていないそうです。
大石「これ、もったいないということで。なんとか盛り上げようとプロジェクトが始まっております」
近隣には名古屋港ガーデンふ頭、金城ふ頭のレゴランド、ららぽーと、スーパー銭湯のキャナル・リゾートなど観光スポットが密集し、名古屋港と名駅をつなぐクルーズ船も。
大石「観光ルート、ここを盛り上げていこうと。行き先が名駅になるんです」
リニア開業で活気づく栄地区
現在、第二期の再開発が行われている名駅エリア。
2000年にJRセントラルタワーズが完成した時には、生放送でその様子を伝えた大石。
大石「あの時はびっくりしましたね。高島屋がやってきたんですよ」
興奮のあまり、高島屋を"高島山"と読み間違えてしまったのだとか。
大石「お相撲さんになっちゃったというね。名古屋場所が始まったという」
苦い経験になったと振り返ります。
2027年に開業予定のリニア中央新幹線。
リニアの駅のために名駅の東側のビルが取り壊され、広場ができる予定だとか。
口の堅い名古屋市の担当者に伺ったところ、緑を中心とした憩いの場になるそうです。
大石「そして、注目されるのが栄です!」
2020年には久屋大通パークが完成。
今後、2024年に中日ビル、2029年にも栄広場に高層ビルが建つ予定だとか。
名駅に次いで、栄にも高層ビルの波がくることに。
栄に期待するものを担当者に聞いたところ、「世界的な観光都市を目指す」との回答がありました。
これまで富裕層を呼び込むホテルがなかったため、外資系の超高級ホテルを誘致するそうです。
着々とコロナ禍明けの観光客の回復を見据えているようでした。
(nachtm)
大石邦彦のNOW ON SHARE!
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2022年04月09日11時45分~抜粋