次世代の人気アナを目指す若手アナウンサーたちがしのぎを削る、のびのびトーク番組CBCラジオ『アナののびしろ』。11月29日の放送の担当は、メインパーソナリティの佐藤楠大アナウンサーと瀧川幸樹アナウンサーでした。
番組冒頭で瀧川が熱く語ったのは「寒くなってくるとロマンチックになっちゃう」という話。「誰かに好きって伝えてない、伝えたい」と焦る瀧川は、佐藤を相手に理想の告白を演じてみせました。
CBC瀧川幸樹アナのロマンチックな理想の告白とは?
気持ちゼロ?瀧川の「好きです」
最初は「知らんがな!」と突き放した佐藤でしたが、「好き」と伝える相手は異性だけではないと聞いて気持ちが変わったようです。
佐藤「良くしてくれてる、今正面にいる、緑の洋服着てる先輩とか」
瀧川「誰だ?」
アピールに気付かない瀧川。佐藤はもう一度繰り返します。
佐藤「今、同じスタジオの中にいて、緑の服着てる1年上の先輩とかに」
瀧川「あっ!」
佐藤「『いつもありがとうございます、好きです』でもいいんじゃない?」
瀧川「好きです!」
あまりにもあっさりとした「好きです」。気持ちが全然こもっていないのがバレバレでした。
佐藤「良くしてくれてる、今正面にいる、緑の洋服着てる先輩とか」
瀧川「誰だ?」
アピールに気付かない瀧川。佐藤はもう一度繰り返します。
佐藤「今、同じスタジオの中にいて、緑の服着てる1年上の先輩とかに」
瀧川「あっ!」
佐藤「『いつもありがとうございます、好きです』でもいいんじゃない?」
瀧川「好きです!」
あまりにもあっさりとした「好きです」。気持ちが全然こもっていないのがバレバレでした。
男子校出身・瀧川が描く理想の夜
佐藤は学生時代を振り返り、「この時期は付き合い始めるカップルが多かった」と語ります。そして、男子校出身の瀧川に「クリスマスに向けたロマンチックな“これやりたい”男子校バージョン」を問いかけました。
瀧川の理想のシチュエーションはこんな感じ。18時30分に女性と集合して、まずはひつまぶしを楽しむところからスタート。
瀧川「夜景が綺麗に見えるところ知ってるんだけど、行かない?」
女性「えっ、どこどこー?」
そして20時。美しい夜景が広がる丘の上のベンチに、満月のやわらかな光に包まれて座るふたり。
瀧川「月が綺麗ですね」
女性「今なら届くかもしれませんよ」
以上。「くーロマンチックー!」と、自分のプランに大興奮の瀧川。
瀧川の理想のシチュエーションはこんな感じ。18時30分に女性と集合して、まずはひつまぶしを楽しむところからスタート。
瀧川「夜景が綺麗に見えるところ知ってるんだけど、行かない?」
女性「えっ、どこどこー?」
そして20時。美しい夜景が広がる丘の上のベンチに、満月のやわらかな光に包まれて座るふたり。
瀧川「月が綺麗ですね」
女性「今なら届くかもしれませんよ」
以上。「くーロマンチックー!」と、自分のプランに大興奮の瀧川。
月を見たら言いたくなる言葉
瀧川は夏目漱石の言葉「月が綺麗ですね」が大好き。
英語の授業中、生徒が "I love you" を「我君を愛す」と訳したとき、夏目漱石は「日本人はそんな直接的な表現はしない」と語り、「月が綺麗ですね」と表現するのがよいと示したというあの逸話です。
瀧川「すごいロマンチックじゃないですか。奥ゆかしくて趣もあるし。なんかムズムズしません?これ言われたら。あと、言いたくなりません?月を見た瞬間」
佐藤「瀧川くんが言うと、そこまでロマンチックに聞こえないのはどうして?」
瀧川「スタジオが明るいっていうのもあると思うんですよ」
これには即座に佐藤の「ちゃうよ!」というツッコミが飛びました。
「渾身の『月が綺麗ですね』聞かせて」という佐藤のリクエストに瀧川が応えようとしたその瞬間、スタジオの電気が消えました。灯っているのは、佐藤の頭上にある満月のようなオレンジ色のライトのみ。
舞台は整いました!
英語の授業中、生徒が "I love you" を「我君を愛す」と訳したとき、夏目漱石は「日本人はそんな直接的な表現はしない」と語り、「月が綺麗ですね」と表現するのがよいと示したというあの逸話です。
瀧川「すごいロマンチックじゃないですか。奥ゆかしくて趣もあるし。なんかムズムズしません?これ言われたら。あと、言いたくなりません?月を見た瞬間」
佐藤「瀧川くんが言うと、そこまでロマンチックに聞こえないのはどうして?」
瀧川「スタジオが明るいっていうのもあると思うんですよ」
これには即座に佐藤の「ちゃうよ!」というツッコミが飛びました。
「渾身の『月が綺麗ですね』聞かせて」という佐藤のリクエストに瀧川が応えようとしたその瞬間、スタジオの電気が消えました。灯っているのは、佐藤の頭上にある満月のようなオレンジ色のライトのみ。
舞台は整いました!
それでもふられてしまう男
ここから瀧川と佐藤(女性役)のふたり芝居が始まります。情景を思い浮かべながら読んでみてください。
瀧川「今日、ひつまぶし、おいしかったね」
佐藤「本当に。瀧川くんが連れて行ってくれたところ、今まで食べたひつまぶしの中で、一番おいしかった」
瀧川「うん、俺もおいしかった」
佐藤「良かった。瀧川くんと一緒に食べられたからおいしかったのかもな」
瀧川「いや、そんなことないよ。やっぱり君が輝いてるから、ひつまぶしもおいしかった。そして見て!いま君が照らされている。何に照らされてるかって?月。綺麗ですね」
佐藤「…え、ごめんなさい」
残念!あっさり振られてしまいました。
瀧川「今日、ひつまぶし、おいしかったね」
佐藤「本当に。瀧川くんが連れて行ってくれたところ、今まで食べたひつまぶしの中で、一番おいしかった」
瀧川「うん、俺もおいしかった」
佐藤「良かった。瀧川くんと一緒に食べられたからおいしかったのかもな」
瀧川「いや、そんなことないよ。やっぱり君が輝いてるから、ひつまぶしもおいしかった。そして見て!いま君が照らされている。何に照らされてるかって?月。綺麗ですね」
佐藤「…え、ごめんなさい」
残念!あっさり振られてしまいました。
好きと月をかけて“トゥキ”?
「さあ、それではまいりましょう!『アナののびしろ』スタートです!」と、何事もなかったかのように番組を始める佐藤。軽快なオープニングテーマを挟んで、佐藤が再び話し始めます。
佐藤「まあ、今までの6分間の余興は忘れてください」
瀧川「いやー渾身のね、出ましたね」
ふたりの意見は完全に食い違っています。
「月が綺麗ですね」が聞けると思ったのに、蓋を開けてみればなぜか「月。綺麗ですね」。これは一体?
佐藤「ちょっと恥ずかしかったでしょ?」
瀧川「“好き”と“月”をかけて。tsuなんですよ、スペルだと。“トゥキ”みたいな」
佐藤「わかるか、そんなん…」
オープニングから後輩に振り回される佐藤でした。
(minto)
佐藤「まあ、今までの6分間の余興は忘れてください」
瀧川「いやー渾身のね、出ましたね」
ふたりの意見は完全に食い違っています。
「月が綺麗ですね」が聞けると思ったのに、蓋を開けてみればなぜか「月。綺麗ですね」。これは一体?
佐藤「ちょっと恥ずかしかったでしょ?」
瀧川「“好き”と“月”をかけて。tsuなんですよ、スペルだと。“トゥキ”みたいな」
佐藤「わかるか、そんなん…」
オープニングから後輩に振り回される佐藤でした。
(minto)
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