『アナののびしろ』(CBCラジオ)、これから“のびしろ”がありそうな、気になるものを紹介する「中村彩賀のどうにもとまらない」のコーナー。
10月11日の放送では、入社1年目の中村彩賀アナが、先輩の佐藤楠大アナに「さつまいも」にまつわる雑学を紹介しました。
途中には不可解な「芋占い」も飛び出し、佐藤を困惑させる展開に?
さつまいもはなぜ「十三里」?
とにかくさつまいもが大好きで、毎日欠かさず焼き芋を食べているという中村。
外出先でお店に入っても芋関連のメニューがあると必ず頼むほどです。
そんな中村が今回紹介する"気になるもの"は「十三里」。実はこれ、さつまいもの別名です。
これにちなんで、10月13日は「さつまいもの日」と定められています。
「なぜ13日なのか。考えてください」と、中村から唐突にクイズを出されて戸惑う佐藤。
それでも必死に頭をひねります。
佐藤「13里ってだいたい50kmぐらい?わかった!マラソンを走った後に一番最初に食べたくなるのがサツマイモだからでしょう!」
中村「違いまーす」
あっけなく不正解です。
10月13日は「さつまいもの日」
それでは解答編。これには2つの説があります。
1つ目は江戸から、さつまいもがおいしいといわれていた川越までの距離が「十三里」だったこと。
2つ目は「栗(九里)より(四里)うまい十三里」という言葉から。これは「焼きいもが焼き栗の味を上回るほどおいしい」という意味です。
さらにさつまいもの旬が10月なので、10月13日が「さつまいもの日」というわけです。
佐藤「ちょっと遠かったら十四里だったかもしれないってこと?」
中村「それはそうかもしれないですね」
今一番“キテ”るさつまいも
中村によると、さつまいもは全部で約65種類。中でも一番"キテ"るのは「紅はるか」だといいます。
紅はるかの糖度は、なんと30度!マンゴーの糖度が平均15度、イチゴが平均6~7度なので、かなりの甘さです。
12~13度と予想した佐藤でしたが、大きく外れてしまいました。
佐藤「30度!?」
中村「ねっとり、甘いんですよ」
ちなみに「むらさきほまれ」や「パープルスイートロード」などの紫いもの糖度は14度くらい。
中村「紅はるか、安納芋らへんは、本当に甘いんですよ。そこで今、占いします」
何の脈絡もなく、唐突に「芋占い」がスタートしました。
今の佐藤に合うさつまいもは?
中村「今、佐藤さんはどんな気持ちですか?」
65種類の中から、今の佐藤の状態に合わせたさつまいもを「芋マスター」の中村が教えてくれるようです。
佐藤「金曜日の夕方(コーナー収録時)でしょ。ちょっと疲れてきたなーっていうところ。でも甘いものをたくさん食べると血糖値が上がっちゃって眠たくなるから、そんなに甘くなくて、さっぱりしてる方がいいかな、ねっとりじゃなくて」
中村「それは…紅はるかです」
佐藤「ウソつけ!紅はるか、一番甘いんちゃうの?」
中村「あははははは」
これは一体?
中村「紅はるかが私、一番好きなので。紅はるか食べてほしいなって」
ただの「紅はるか好き」かも
驚きの占い?結果でした。佐藤は中村にもう少しだけチャンスを与えます。
佐藤「金曜日、あと1時間で仕事が終わる。仕事終わりに買って帰って、今日1日、1週間のご褒美に買いたいですっていう芋は何?」
中村「紅はるかです」
佐藤「紅はるかしか知らないでしょう?じゃあじゃあじゃあ、逆に明日から仕事が始まる…」
中村「紅はるか」
芋占いとは一体?
中村は「芋マスター」でも「芋占い師」でもなく、ただの「紅はるか好き」だったようです。
彩賀のどうにもとまらないポイント!
それでは今回のまとめ「彩賀のどうにもとまらないポイント!」。
中村「身近な食品、さつまいもをもっと身近に感じて、いっぱい食べてほしいです!」
佐藤「伝わってます、それは」
中村のさつまいもへの愛、紅はるかへの愛は十分に伝わりました。
最後に、中村による「おいしいふかし芋の作り方講座」です。
中村「水を2合分入れて、さつまいもを入れて、お塩をちょっと入れて、玄米モードで炊くっていうのがポイントです」
玄米モードで炊くとじっくり加熱されるので、ねっとり甘くなるそうです。
以上、中村のさつまいも談議でした。次回のさつまいも話も楽しみです。
(minto)
アナののびしろ
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2024年10月11日19時42分~抜粋