年々増えていく一方の洋服、趣味のグッズ、100均でついつい買ってしまう小物、気が付けば部屋がいっぱいに…。
こんな経験はありませんか?
3月1日土曜日のCBCラジオ『石塚元章 ニュースマン!!』では、道路交通情報センターの横田さんがとあることにハマっていると明かしました。それは「捨て活」。
捨て活をする上で横田さんが抱える悩みについて、CBC論説室の石塚元章特別解説委員と加藤愛が相談に乗っています。
捨てて気分爽快
横田「皆さんにお尋ねしたいんですが、物を捨てられますか?」
もとよりミニマリストだったという横田さん。ミニマリストとは、不要な物を極力減らして必要最低限の物だけで暮らす人のことです。
横田「年末辺りからさらに捨て活にハマっていて、部屋から捨てられるものを見つけては手放すことが快感なんですよね」
捨て活とは、不要なものを捨てることでよりシンプルな生活を目指す活動のことです。部屋がすっきりして気分が良くなる、作業効率や手入れのしやすさがアップするなどのメリットがあり、近年話題を呼んでいます。
横田「今年は実家の物を減らすのが目標なんですが、母が物を捨てられないタイプで」
捨てようとすると母親と喧嘩になるため、どうしたらよいか悩んでいるとのこと。
増やすのは簡単、減らすのは難しい
石塚「愛ちゃんはどうなんですか?」
加藤「私は捨てられないタイプです…」
物が増えてくるとひとり暮らしの家には置けなくなるものの、それでも捨てられないので実家にどんどん送っては怒られているとのこと。
横田さんのところとは逆で、実家から「なんでこんなに持ってくるんだ」と言われているようです。
石塚「私もどちらかというと溜め込むタイプで、ミニマリストなのは羨ましいです」
仕事のデスクには資料が山積みになっているという石塚。「もしかしたら使うかも」「取っておいたらいつか役に立つかも」、そう思うと手放せないと言います。
物が捨てられない原因は、だいたいこの「もしかしたら…」や「いつか…」にあるのではないでしょうか?
捨て活の極意
石塚「どうしてそんなに捨てられるんですか?『これ取っておいたら役に立つかも』とか思いません?」
横田「思うんですけど、結局捨てた後ってもう何を捨てたのか忘れちゃうので。結局その程度の物だったんだなって」
加藤「洋服も1年着なかったら捨てましょう、とか言いますもんね」
捨てる時のコツは、あまり深く考えすぎないことなのかもしれません。思い切って捨ててみると、案外何の不便もなかったりするようです。
石塚「でも、もう絶対見ないと思って捨てた資料が3日後とかに必要になって…なんてこともなくはないんだよね」
加藤「もう捨てられなくなっちゃいますね(笑)」
共感の声
リスナーからも捨て活に関する投稿が寄せられました。
「私も物を捨てることができません。6畳の部屋が衣装部屋になっていて、何年も袖を通していない服が山積みです」(Aさん)
服は最も溜まりやすい物かもしれません。「まだ着るかも」「高かったから…」と取っておいたはいいものの、結局着なかったという経験をした人は多いのではないでしょうか。
「5年間その存在すら忘れていたものは処分してかまわないんですよ。私は去年、80キロを超える不用品を捨てました。心がすっきりしました」(Bさん)
かなり思い切った捨て活をしたBさん。80キロ分の不用品があったという事実に驚きです。この捨てた後のすっきり感が、捨て活にハマる要因のようです。
そして実家がなかなか物を捨ててくれないという、横田さんの悩みに対するアドバイスも届きました。
「こっそり少しずつ、分からないように捨てていったらどうですか?」(Cさん)
横田「それちょっと考えてたんですよね。帰省するたびに少しずつ捨てていこうかなって」
物が多いから多分バレないと声を潜める横田さん。もう強硬手段に出るしかないと思っているようです。
石塚「ご実家、注意してください。気が付いたらいろいろなくなってるかもしれません」
春から新しい生活が始まるという方もみえるのではないでしょうか。この機会に、不要なものを見直す「捨て活」を始めてみるのもいいかもしれませんね。
(吉村)
石塚元章 ニュースマン!!
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2025年03月01日07時25分~抜粋