石塚元章 ニュースマン!!

ブルージェイズ・加藤豪将選手、10年目のメジャーデビュー!

2022年04月12日(火)

スポーツ

日本のプロ野球に続きメジャーリーグも開幕しました。

エンゼルスの大谷翔平選手は開幕戦で「1番・指名打者(DH)兼投手」としてフル出場を果たし、話題に。今季カブスに入団した鈴木誠也選手も、メジャー初ホームランを放つなど注目を集めています。

4月9日放送の『石塚元章ニュースマン!!』では、この2人と同年代のもうひとりのメジャーリーガー・加藤豪将(ごうすけ)選手について取り上げました。

画期的な「大谷ルール」

メジャーでは今季から史上初の「大谷ルール」が採用されました。これは、投手を降板したあとも指名打者で残ることができるという画期的なルールです。

「誰に適用してもいいのに『大谷ルール』っていうことになっちゃうのは、『事実上大谷ぐらいしかいねえだろう』っていう、そういうことだと思いますけど」と語る石塚に、「この大谷ルールを次、誰がルールとして実行するのかですよね」と笑う渡辺美香アナウンサー。

大谷選手の登場で「二刀流」に対する見方が変わってきています。

実は、メジャーリーグで注目している日本人選手がいるという石塚。それは大谷選手でも鈴木誠也選手でもなく、ブルージェイズの加藤豪将(ごうすけ)選手です。
 

「まさか僕が指名されるとは」

加藤選手は決して有名な選手ではありませんが、日本のプロ野球を経験せずに、メジャーリーグ入りした初めての選手です。

両親ともに日本人。一時日本に住んでいたこともあるものの、基本的にはアメリカ暮らし。アメリカの中学・高校を出て大学へ行くつもりでしたが、あのニューヨークヤンキースからドラフトの2位指名を受けたのです。

この時、加藤選手自身はインタビューで「ビックリしました、まさか僕がヤンキースに指名されるとは思ってなかった」と語っています。

ここから10年間、加藤選手はメジャーに行くことはなく、ずっとマイナーのままでした。
 

監督からの「おめでとう!」

現在は4球団目。10年間マイナーで苦労して、現在は菊池雄星投手のいるブルージェイズに所属しています。

つい先日、プエルトリコ出身のモントーヨ監督が加藤選手に「おめでとう!」と伝えました。最初は「何がおめでとうかわからなかった」加藤選手でしたが、それはメジャー入りのうれしい知らせでした。

渡辺「すごい!映画みたい」

石塚「いい話なのよ。本人も冗談だと思ったっていう」

渡辺「10年目のね、正直といいますか」

苦労が実った瞬間です。
 

3人とも「27歳」

もう一つ驚くことがあります。大谷翔平選手27歳、鈴木誠也選手27歳、そしてこの加藤豪将選手も同じ27歳です。

渡辺「うわー」

石塚「同じ野球人生を歩んできて、この差よ。どっちがいいか悪いかじゃなくてよ」

スポットライトを浴びて「オオタニさーん!」と言われている選手と、10年間マイナーを回って苦労して、今年初めてブルージェイズのメジャーに名を連ねた選手。

「多分苦労されるとは思います。そのままずっとメジャーにいられるかわかりませんけど、注目したい加藤豪将選手。皆さんに覚えていただきたい」と語った石塚でした。
(minto)

 
石塚元章 ニュースマン!!
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2022年04月09日07時26分~抜粋
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