SNS大手、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは28日、社名を「メタ(Meta)」に変更すると発表しました。
SNSに限らないビジネスを展開するのが目的だといわれていますが、ちまたでは別の目的があるのではないかとささやかれています。
10月30日放送『石塚元章 ニュースマン!!』では、CBC論説室特別解説委員の石塚元章と渡辺美香アナウンサーが、Facebookを取り巻く環境の変化について解説しました。
なぜ今?Facebook社名変更の目的とは
「メタバース」というキーワード
Facebookというサービス自体の名前は変わらないのですが、今回、会社名をMetaに変更しましたが、これは「今後はメタバースに力を入れていく」ことの表れだそうです。
では、この「メタバース」とは何かということですが、メタはギリシャ語で「超えていく」という意味、バースは宇宙を表すユニバースから来ていて、超越した世界、つまり仮想空間のことを表す造語。
アバターという自分の分身を使って、仮想の空間で交流を深めたりゲームをしたり、ビジネスをしたりすることが考えられます。
Facebookもオンラインで交流を深めていくものでしたが、さらにオンライン上での交流を深めるためのサービスを広げていくのが、メタバースという考え方のようです。
今の広告に依存したビジネスに限界があり、次の展開を模索しているという事情があるようです。
では、この「メタバース」とは何かということですが、メタはギリシャ語で「超えていく」という意味、バースは宇宙を表すユニバースから来ていて、超越した世界、つまり仮想空間のことを表す造語。
アバターという自分の分身を使って、仮想の空間で交流を深めたりゲームをしたり、ビジネスをしたりすることが考えられます。
Facebookもオンラインで交流を深めていくものでしたが、さらにオンライン上での交流を深めるためのサービスを広げていくのが、メタバースという考え方のようです。
今の広告に依存したビジネスに限界があり、次の展開を模索しているという事情があるようです。
社名変更に別の目的?
ただ、今回の社名変更について石塚は、事業範囲の拡大だけではなく、別の目的があるのではないかと語ります。
これまでたびたび情報の流出騒ぎがあったり、最近では利用者の安全よりも収益を優先していたのではないかということが明らかになっています。
写真共有SNSで人気のインスタグラム、こちらもFacebookが運営しているのですが、過去にさまざまな調査によって、若者の身体や心に悪い影響があるという結果をFacebookは得ていました。
しかし、「この結果を公表すると、ビジネス上悪影響を及ぼす」という理由で隠していたのではないかということが、元社員の内部告発により発覚。
10月5日には、その社員がアメリカ上院委員会の公聴会で証言しています。
これまでたびたび情報の流出騒ぎがあったり、最近では利用者の安全よりも収益を優先していたのではないかということが明らかになっています。
写真共有SNSで人気のインスタグラム、こちらもFacebookが運営しているのですが、過去にさまざまな調査によって、若者の身体や心に悪い影響があるという結果をFacebookは得ていました。
しかし、「この結果を公表すると、ビジネス上悪影響を及ぼす」という理由で隠していたのではないかということが、元社員の内部告発により発覚。
10月5日には、その社員がアメリカ上院委員会の公聴会で証言しています。
仮想空間が広がる?
石塚「社名を変えるのも、素直に本当にメタバースに力を入れたいから『メタ』に変えるのか、表向きそうおっしゃってます。
目先を変えさせたいっていうか、ちょっと新機軸を打ち出すことでちょっと打ち消したいのか、イメージ刷新を狙ってるのか。そんな指摘もあるんですね」
このメタバースですが、今すぐに何か新しいサービスに直結するというわけではないようです。
石塚「いずれにしても、メタバースはすぐにビジネスにつながるというものでもなく、はっきりした定義もあってないようなものらしくて」
ただ、今の時点でも仮想空間内だけで見られる美術品に高値が付く現象があったりと、仮想空間に関するビジネスは今後、拡大していくことは確実です。
最後に石塚は「ちょっと『メタバース』というキーワードを1つ今日は覚えておいていただくと、この後のニュースがわかりやすいかなと思いまして、ご紹介しました」とまとめました。
(岡本)
目先を変えさせたいっていうか、ちょっと新機軸を打ち出すことでちょっと打ち消したいのか、イメージ刷新を狙ってるのか。そんな指摘もあるんですね」
このメタバースですが、今すぐに何か新しいサービスに直結するというわけではないようです。
石塚「いずれにしても、メタバースはすぐにビジネスにつながるというものでもなく、はっきりした定義もあってないようなものらしくて」
ただ、今の時点でも仮想空間内だけで見られる美術品に高値が付く現象があったりと、仮想空間に関するビジネスは今後、拡大していくことは確実です。
最後に石塚は「ちょっと『メタバース』というキーワードを1つ今日は覚えておいていただくと、この後のニュースがわかりやすいかなと思いまして、ご紹介しました」とまとめました。
(岡本)
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