石塚元章 ニュースマン!!

「ヘルプマークからSDGs」。学校での講演活動とこどもたちの想い

援助や配慮を必要としている方が、そのことを周囲の人に知ってもらうためのマークがあります。それが「ヘルプマーク」です。

石塚元章 ニュースマン!!』では、「ヘルプマークからSDGs」と題して、「ヘルプマーク」の普及に尽力されている小崎麻莉絵さんから、毎月1回お話を伺っています。

3回目となる今回は、小崎さんが学校に講演で訪れた際に、こどもたちからもらった感想について話してくれました。

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ヘルプマークを広めたい

「SDGs(Sustainable Development Goals)」とは、持続可能な開発目標のこと。

「生活や将来をよりよくするために一人ひとりが行動しよう」という世界的な呼びかけです。

2015年の国連サミットですべての加盟国が合意して採択されたもので、2030年までの15年間でこれを達成させようという世界共通の目標です。

石塚元章 ニュースマン!!』では、このSDGsの一環として「ヘルプマーク」を取り上げています。

2014年に病気が判明し「余命5年」の宣告を受けた小崎さん。
社会復帰した後も、電車の中で立っていられなくなってしまうことがありました。

見た目でわかる病気ではないため、高齢者の方から優先席に座っていることをとがめられたことも。

そんな時「ヘルプマーク」の存在を知り、助けられた小崎さん。
現在は「もっとヘルプマークを広める活動をしよう」と、普及活動に尽力されています。
 

東海3県の学校で講演活動

小崎さんは愛知・岐阜・三重の学校での講演活動を定期的に行い、「余命宣告を受けた時の命のこと」「人生経験の中で感じてきたこと」を、こどもたちにお話されています。

身を乗り出して話を聞いてくれる子も多いんだとか。

小学校では「担任の先生とのトークライブ」を企画。児童自身が手を挙げて話をしてくれることもあったそうです。

講演後、こどもたちから感想文やお手紙をもらうことが多い小崎さん。

今回はその感想の一部を紹介していただきます。
 

こどもたちの感想文

まずは小学生の感想から。

「僕は心臓に病気があって、水泳やマラソンなどのハードな運動はできません。でもそんな自分だからこそ、病気の辛さや入院しなければいけない辛さが分かります。
だから将来はできるだけ多くの人に知ってもらって、人のためにも人生を使おうと思いました」

続いても小学生の感想です。

「まりえさんは笑って泣いて、そこに立って話をしてくれて、自分が感じたことを私たちに教えてくれました。まりえさんの話を聞いて、当たり前って大切なことだなと改めて実感しました」

続く2つは高校生の感想です。

「ヘルプマークを見たことはありましたが、どのような人が付けているのかは知りませんでした。ヘルプマークを付けていないと、病気をもっているのかがわからない人がたくさんいることを今日初めて知りました。

精神的にも複雑な想いをしながら生活をしている人たちも多くいることを知って、『何か手伝えることはありますか?』などと声をかけてみようと思います」

「私たちのような学生でも、病気で亡くなることがあるということを改めて実感して、今日当たり前にある、お友達や家族といられる時間を大切にしたいと思いました」
 

大人にとっても何かのヒントに

何百と感想をもらい、「毎回泣いちゃいながら読ませてもらってます」と小崎さん。

「自分の人生の中で起きたことって、いいことも悪いことも交互で来るので。嫌なことがずーっと続いてここまで来たわけでもないので。そういうことが例えばこどもたち自身の境遇と重なったりもするのかな」と語ります。

こうしてこどもたちの想いを聞いて、「あっ、そういうことを感じてたんだ」と思うことが多いという小崎さん。

「こういった活動が、大人の人たちにとっても何かのヒントになることはたくさんあると思います」と話してくれました。

愛知・三重・岐阜各県のホームページにヘルプマークの配布場所について掲載があるので、ぜひご覧になってみてください。
(minto)
 
石塚元章 ニュースマン!!
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2021年01月16日08時39分~抜粋

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