石塚元章 ニュースマン!!

新入幕で優勝争いに食い込んだ「翔猿」。気になる四股名の由来は?

関脇・正代(しょうだい)の優勝で幕を閉じた、大相撲秋場所。
今場所において台風の目となったのは、新入幕の前頭14枚目の翔猿(とびざる)でした。

翔猿は千秋楽で正代に突き落とされ、終わってみれば11勝4敗。
106年ぶりとなる新入幕優勝とはならなかったものの、見事に敢闘賞を受賞しました。

9月26日放送の『石塚元章 ニュースマン!!』では、翔猿の話題から、珍しい四股名の力士についても取り上げました。

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「櫻井翔くんの翔です」

この時、11勝2敗で優勝争いに食い込み、注目を集めていた翔猿。

「“とびざる”だもの、名前が」と、その四股名にも注目する石塚元章と、「名前からしてスター性を感じますね」と渡辺美香アナウンサー。

新入幕で優勝となると106年ぶりという話題にもふれ、石塚は「新入幕、即優勝となるといかに難しいか」と語ります。

翔猿の「翔」の文字を「『天を翔ける』の。羊に羽と書くやつですね」と説明する石塚に、渡辺は「櫻井翔くんの翔です」とキッパリ。

「あっ!若いねー説明の仕方が。うまいね、美香さん」と感心しながらも、「櫻井翔でわからない方のために言うと、司馬遼太郎の『翔ぶが如く』の『翔』です」と、石塚は知的な一面も披露します。
 

ユーモアか若さか

12日目、10勝2敗の時にNHKのインタビューを受けた翔猿。

「そろそろ優勝が気になるのでは?」と聞かれて、「今それは考えません」とはっきり語っていました。

ところが翔猿は続けて「あと3連勝ぐらいしたら考えます」と、ひとこと。

石塚「12日目に3連勝っていったらあんた、全勝じゃないか!おもしろいでしょう」
渡辺「あっはっはっはっ。考えるまでもなく優勝してますね(笑)」

「12日目ぐらいに『まだ考えませんね』ぐらいなら誰でも言いますよ。『あと3連勝したら考えます』っていうのは、計算づくのジョークなら、なかなかのもんだ」と感服する石塚。

渡辺「なかなかですね、ユーモアですよね」
石塚「計算できないで適当に言ったらそうなっちゃったって言うんだったら、それはそれでいいけどね(笑)」
渡辺「若さになっちゃいますけど(笑)」
 

「三毛猫 泣太郎」に「野狐 三二郎」

珍しい四股名の由来は「申(さる)年」生まれから。

さらに、猿のように小回りよく機敏に動き回る、素早く動く取り口であるということから、翔猿の名前がついたといいます。

四股名は原則何の制限もなく、実際は自由に名づけをすることができます。

相撲協会がOKとすれば問題はなく、「これを使ってはいけない、あれを使ってはいけない、何文字でなければいけない」という規制もありません。

動物の名前がついた四股名を調べてみたという石塚が見つけたのは、「三毛猫 泣太郎(みけねこ なきたろう)」「月ノ輪 熊之介(つきのわ くまのすけ)」「野狐 三二郎(のぎつね さんじろう)」など。

「時代なのか、長いし昔話みたい」と笑う渡辺でしたが、実は「月ノ輪 熊之介」は平成の力士。

ちなみに「三毛猫 泣太郎」は明治時代の力士、「野狐 三二郎」は昭和の力士でした。
 

イケメンぶりも話題!

「龍」や「麒麟」といった架空の動物が入った四股名は話題にのぼらないのに、「猿」や「猫」などの実在する動物を四股名にしていると「逆に気になるのはなんなんでしょうね」と石塚。

石塚は、新入幕で優勝争いに食い込んだ翔猿を応援し始めた方が増えたのではないかと予想します。

さらに、翔猿の検索ワードでは「イケメン」も上位に上がってきているそうです。

石塚「でしょ、イケメンだと思わない?」
渡辺「えへへへ、遠藤の方が好き(笑)」
石塚「確か同じ部屋だと思う」

イケメンぶりも話題の翔猿。来場所も目が離せません!
(minto)
 
石塚元章 ニュースマン!!
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2020年09月26日07時26分~抜粋

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