石塚元章 ニュースマン!!

SNSで話題! 「妖怪アマビエ」がコロナから日本を救う?

コロナウイルス感染拡大の影響で、今年開催予定であった東京オリンピックは延期。聖火リレーも延期となり、聖火はこのまま来年まで日本で保管されることが決まっています。

またSNSでは、疫病を封じ込めるという言い伝えがある「アマビエ」という妖怪が話題に。

4月11日放送の『石塚元章 ニュースマン!!』では、行き場を失った聖火と、人々の願いがこめられた妖怪アマビエについて取り上げました。

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聖火の行方

3月12日にギリシャで採火された後、20日に日本に到着していた聖火。

その後、24日にオリンピックの延期が決まり、26日にJヴィレッジをスタート予定だった聖火リレーも延期となりました。

国際オリンピック委員会(IOC)の指針によると、オリンピックのシンボルである聖火は、大会閉幕まで燃え続けなければならないもの。

オリンピックが開催される来年まで、聖火はこのまま日本で保管することが決定しています。

しかし、その保管場所は「極秘」。

セキュリティ面から、保管場所が明かされることはないようです。
 

「本物の聖火」の証明は?

それでは1年もの間、どのように聖火を保管するのでしょうか。

Jヴィレッジでは、高さ約30センチ、重さ約1.8キロのピンクゴールドの特製ランタンで展示されていました。

聖火の保管方法についてもやはり「非公表」。

「そうすると1年後に出てきた火は、本当に“あの火”かどうかって。火に指紋ないからな。わかんないっちゃ、わかんないけど」と、本物の聖火かどうかの証明ができないと語る石塚元章。

聖火は「どこかで燃え続けているはず」ということになるようです。
「前例がないから、組織委員会や関係者はきっと大変だと思いますよ。どうやってどこで保存するんじゃい?」と悩む石塚に、「つまり“火守”っていう方が誰かいるっていうことですよね」と渡辺美香アナ。

「どこかで展示している方が、本物の聖火だという証明ができるのに」と、石塚は隠すよりも堂々と見せておく方が疑われないだろうと持論を展開します。
 

アマビエトラックが日本を走る

一方、最近SNSで話題となっているのが、疫病をしずめるといわれている「妖怪アマビエ」の存在。

アマビエは、江戸時代後期の肥後国(現・熊本県)に現れ、病の流行を封じると信じられていた半人半魚の妖怪です。

この言い伝えをヒントにしたのが、大分市の運送会社「一番運輸」。

サイドパネルにアマビエのイラストと「疫病退散‼ アマビエチャレンジ」の文字を書いたトラックが、17日から全国を走り回ります。

以前番組でこのアマビエを取り上げた際に、うっかり「アマエビ」と勘違いしてしまっていたという石塚。

よく似ていますが、アマエビではなく「アマビエ」です。
 

厚労省も乗っかる「アマビエブーム」

このアマビエブームに乗ったのが、なんと厚生労働省。

HPでは、アマビエのイラストと共に「知らないうちに、拡めちゃうから。STOP!感染拡大 ーCOVID-19ー」のキャッチコピーが掲載されています。

若者への啓発アイコンとして、アマビエが使われているのです。

すでにアマビエのLINEスタンプもあり、アマビエの絵をSNSに投稿するのもブームとなっているようです。

「厚生労働省もついに乗ってきた。厚生労働省より『ニュースマン』の方が早かった」と、心なしかうれしそうな石塚でした。
(minto)
 
石塚元章 ニュースマン!!
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2020年04月11日07時34分~抜粋

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