石塚元章 ニュースマン!!

48年の末っ子歴に、終止符。高輪ゲートウェイ駅誕生で嘆いた駅とは?

3月14日放送の『石塚元章 ニュースマン!! 』、この日はちょうどJRのダイヤ改正の日でした。

JR山手線に誕生した新駅「高輪ゲートウェイ」について、またこの駅が誕生したことで、「山手線で一番新しい駅」という称号が48年ぶりに消失してしまった駅について石塚が解説。

さらにこのタイミングで更新される「日本一長い駅名」についても取り上げました。

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「和」のイメージで明朝体に

ダイヤ改正に伴う一番大きいニュースは、JR山手線の品川駅と田町駅の間に新しくできた「高輪ゲートウェイ駅」。

話題となったのは、駅名の看板が「明朝体」で書かれていたということ。

この明朝体について世間では、「見づらいんじゃないの?」「なぜあえて駅っぽくない字体を?」と世間からは批判が殺到しているようです。

この高輪ゲートウェイ駅は、建築家の隈研吾さんが設計したもの。

折り紙をモチーフにした大屋根を設けるなど、コンセプトは「和」。

この「和」のイメージから、JRは看板を明朝体に決定したということです。

「じゃあなんで『ゲートウェイ』なんだ!『出入口駅』にすればいいじゃないか!」という声も聞こえてきそうだと笑う石塚。
 

「山手線で一番新しい駅」でなくなった日

一方、49年前に誕生した西日暮里駅は、これまで「山手線で一番新しい駅」というブランドがありました。

しかし、高輪ゲートウェイ駅の誕生によりこのアイデンティティは消失することに。

そこで西日暮里の駅員さんが「48年の末っ子歴に、終止符」という嘆きのポスターを作成し、ちょっとした話題に。

そして、今まで西日暮里には「山手線で一番新しい駅」というスタンプがありましたが、こちらもこの日を境に使えなくなってしまったということです。
 

「読み」が最長の駅名

3月13日、京都の京福電気鉄道がとある発表をしました。

それは、20日に嵐電北野線の「等持院」駅を「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」駅に改称するこということ。

そして、この「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」という駅名は文字数にして17文字。

そして音読をすると26字となり、日本最長の駅名となるのです。

これまで一番長い駅名とされていたのは、ディズニーリゾートラインの「東京ディズニーランド・ステーション駅」。

文字数的には「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」と同じ17文字ですが、読みで負けることに。

読みでは富山地方鉄道富山軌道線 (路面電車)の「富山トヨペット本社前(五福末広町)」が最長でしたが、こちらも24文字で敗北となりました。

「こうやってね、皆が名前を読み上げれば宣伝効果になるわけですから」と、その効果に気づいた渡辺美香アナ。
 

「ステーション駅」の違和感の正体

ふと石塚が「ずるいな」と思ったのは、今まで文字数17文字で「長いぞ」と威張っていた「東京ディズニーランド・ステーション駅」。

石塚「ステーションって駅っていう意味だもんね。東京ディズニーランド・ステーション駅って『駅』ダブってない?」
渡辺「そういう意味では『ステーション』いらなかったんじゃないかなぁ」
石塚「ずるいよなぁ、まあどうでもいいですけど」

「ちなみに最も短い駅名はわかりますか?」と尋ねる石塚に、渡辺アナは「津!」と即答。

ご名答ですが、ローマ字で書くと「tsu」で3文字に。

こうなると、兵庫県小野市の「粟生駅」や山口県萩市の「飯井駅」がそれぞれ「ao」駅と「ii」駅と2文字のため、「tsu」駅は勝ち目がないようです。

どんな称号であっても、ブランド化されて注目を浴びるのは駅にとってプラスになります。
今後も様々な称号が誕生するのかもしれません。
(minto)
 
石塚元章 ニュースマン!!
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2020年03月14日07時22分~抜粋

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