石塚元章 ニュースマン!!

鳥羽水族館に大集合!世界No.1の生きものたち

8月10日放送『石塚元章 ニュースマン!!』では、三重県にある鳥羽水族館の学芸員・杉本幹さんをゲストに迎え、海の生きものに関する楽しいお話を伺いました。

鳥羽水族館では9月1日まで『超レア!?世界No.1生きもの展』が開催されていて、意外なNo.1の生きものが見られると人気を博していますが、この番組でも杉本さんがNo.1の生きものを紹介しました。

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体長5cmでも猛毒を持つカエル

『世界No.1生きもの展』では、さまざまな記録を持つ生きものが勢揃いしており、例えば、カニのタスマニアンキングクラブは重さが世界No.1、幅がNo.1なのはタカアシガニで、腕を広げると3mほどにもなるそうです。

また、モウドクフキヤガエルは、アマガエルほどの小ささにもかかわらず、かなりの猛毒を持っており、どれぐらい毒性が強いかというと、10人分の致死量があるほどです。

名前に「フキヤ」と付いていますが、別に吹き矢のように毒を飛ばして攻撃するというわけではなく、皮膚に毒があって、触ると危険なものです。

吹き矢の先にその毒を塗って、狩猟などに使用していたところから付いた名前だそうで、フキヤガエルの中でも「モウドク」と付くぐらいですから、猛毒のチャンピオンですね。

ちなみに日本ではいない種類のカエルではありますが、派手な色のカエルを見たらむやみやたらと触らない方が良さそうです。

また、小さい魚としてよく知られるメダカですが、逆に「世界最大の」メダカはどれぐらいの大きさかというと、20センチほどだそうです。

大きいのか小さいのかよくわかりませんが、他の魚を食べるということで、メダカのイメージが覆されそうです。
 

鳥羽水族館といえばジュゴン

鳥羽水族館にいる世界一の生きものと言えば、やはりジュゴンのセレナです。飼育期間が33年で、現在も世界記録を更新中です。

リスナーからの「ジュゴンはどの辺りに生息しているものですか?」(Aさん)という質問に対して、杉本さんは「オーストラリアが中心で、日本では北限が沖縄あたりにいます」と答えました。

ジュゴンはよく人魚などに間違えられると言われますが、どこから来た話なのでしょうか。

石塚「ジュゴンはこどもを抱えているように見えるとか、あれは本当なんですか?」

杉本さん「マナティも一緒なんですが、ちょうど授乳をするのに、赤ちゃんが後ろ側から来るので、お母さんが抱えているような格好になるんですね。それを遠くから見ると、抱えているように見えたりもするんですね」

これからも元気にNo.1の記録を伸ばしてほしいですね。
 

かわいいNo.1の生きもの!

ここまでは記録に関する世界No.1を紹介してきましたが、少し主観が入りますが、次に杉本さんは「かわいいNo.1」を紹介しました。

鳥羽水族館では生まれて2ヶ月弱というイロワケイルカ、通称パンダイルカの赤ちゃんがいます。

赤ちゃんは白黒ではなく、まだグレーの色になっていて、おかあさんといっしょに泳いでいる姿を見ることができます。

また、ミナミアフリカオットセイも5月に生まれていて、こどもが親に乗っかった姿などを見ることができます。

杉本さんも「最高にかわいいNo.1です」と自信を持っておすすめしました。

この他にも、冷凍で保管されているリュウグウノツカイやダイオウイカを直接触れることができる「超レア!深海生物観察ツアー」も20人限定で、あわせて開催されているとのことです。
(岡本)
 
石塚元章 ニュースマン!!
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2019年08月10日08時09分~抜粋

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