無事閉幕したG20。集合写真の立ち位置はどうやって決まる?

石塚元章 ニュースマン!! / ニュース

大阪が大騒ぎとなったG20サミット(20か国・地域首脳会合)が30日に無事、閉幕しました。

6月29日放送『石塚元章 ニュースマン!!』では、そのG20で撮られた集合写真に着目しました。
普通の集合写真でも真ん中に陣取る人、控えめに端っこにいる人、実はふざけたポーズを取った人と、その人の性格が垣間見えたりもするのですが、G20の写真からは、どんなことが見えてくるのでしょうか?
CBC論説室の石塚元章特別解説委員が解説しました。

集合写真の位置に悩む

今回の集合写真は、会場となったインテックス大阪で1回、そして大阪城をバックに1回と、計2回撮られています。

その1回目の撮影について石塚が意外と感じたのは、米中貿易摩擦が取りざたされている中で、習近平中国国家主席がにこやかな表情で自らトランプ米大統領へ近づき、話をしたり握手を交わしたりしていたこと。

ただ、石塚は「みんなに見られているのをわかっての演出だから、たぶんね。一筋縄ではいかない感じがします」と推測しました。

写真を撮る前から、すでにパフォーマンスは始まっているのかもしれません。

今回のG20では20カ国以外に招待国も含めると37カ国と多く、集合写真は3段となりました。これだけ多いと、場所決めが難しそう。

アルファベット順にすると楽そうですが、実は、公式の集合写真には最低限のルールがあるそうなんです。
 

集合写真の場所はどう決まる?

今回、一番前中央というメインの場所にいるのは、日本の安倍総理。開催国であり、議長が当然、最前列の真ん中に来るということです。

その両隣にはサウジアラビアの皇太子とアルゼンチンの大統領。これは前回の開催国がアルゼンチン、次回がサウジアラビアであるためです。

ということは、前回のG20での集合写真には、安倍総理は前列中央近くにいたということになります。

その他は、大統領など元首の肩書を持っている人が真ん中寄り、首相はその外側となり、1列目がいっぱいになれば2列目と移ります。

今回の場合は、フランス、アメリカ、ロシア、トルコの大統領が最前列の中央寄りに写っていることがわかります。

ドイツのメルケル首相は端っこですが、1段目に並んでいるため、実は首相の中でも良いポジション。

イギリスのメイ首相は2段目にいますが真ん中寄りなので、メルケルさんよりも良いように見えますが、最前列の方が良いということになります。

また、首相同士など同じポジションの場合は、在任期間が長い人ほど真ん中寄りにするようです。

ただし、これらのルールはあくまでも原則ですので、その時の思惑によって変わることがあるかもしれません。
 

G7での立ち位置は?

サミットといえば、G20より前からあるのがG7(先進国首脳会議)。
日本の総理大臣はこれまでどこに写っていたのでしょうか。

第1回は1975年にフランスで行われ、日本からは三木武夫総理が出席しましたが、場所は端っこ。

第5回では初めて日本で行われ、大平正芳総理が議長だったため、真ん中に写っています。

アメリカで開催された第9回では、当時の中曽根康弘総理が真ん中に割って入って行き、アメリカ大統領の横に来たことが話題となりました。

2000年には九州・沖縄サミットが開催されましたが、なぜか議長の森喜朗総理ではなく、アメリカ大統領が真ん中に来ていたこともありました。

ちなみに、今年のG7は8月にフランスで開催される予定ですが、日本の総理はどこに立つのでしょうか?チェックしてみましょう。
(岡本)
 
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2019年06月29日07時19分~抜粋

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