石塚元章 ニュースマン!!

星野仙一さん急逝・久野誠さんが恩人を偲ぶ

2018年01月06日(土)

ニュース
元中日ドラゴンズの投手・監督の星野仙一さんが、今月4日に亡くなられていたことがわかりました。
6日の『石塚元章 ニュースマン』では、40年近くに渡り信頼関係を築いてきた久野誠さんが電話出演し、その心境を語りました。久野さんは先月アナウンサーを退職したばかりです。

「びっくりしました。なんか、なんか…信じられないですね」

今朝の5時半頃に訃報を聞いたという久野さん。
実は昨年12月12日、久野さんがパーソナリティを担当していた『ドラ魂KING』に、星野さんが生出演され、一ヶ月も経たないところでの悲報でした。

「全国区の方ですから、ローカル放送の、わずか1時間の番組に出られるなんてことはちょっと考えられないこと」だったと語ります。
ディレクターから久野さんが12月でアナウンサー人生を終えるため、はなむけに出演してほしいと聞いて快諾されたそうです。

久野さんは星野さんがご病気だったとは知らなかったそうです。監督時代も奥さんを亡くされたことを誰にも語らず采配を振るっていたという星野さん。
自身の闘病中、どんな思いで名古屋にやってきたのか、それを察しながら涙声になる久野さん。

「星野さんって誤解されてるというか…扇風機壊したとか激高して蹴ったりとかそういうのが映像として出るんですけど、あんなに情の深い、厚い、そんな人はいなかったし、ラジオにも出演いただいて…本当に、凄い恩人なんです」

「燃える男」「闘将」と呼ばれた星野さん、情にも厚くマスコミ対応も紳士的だったといいます。

「星野さんも悔しいと思うんですよ。最後に番組の中で、プロ野球が危機なので星野さんに『コミッショナーになってほしい』と言ったんですよ。そうしたら『いや、自分はそのバックアップをしたい』ということをおっしゃったんです。志半ばで逝かれたとしたら悔しかったんじゃないかなと思います」

昨年プロ野球の殿堂入りを果たしたばかりで、今後もさらなる球界への貢献が期待されていた星野仙一さん。
お悔やみ申し上げます。
石塚元章 ニュースマン!!
この記事をで聴く
2018年01月06日07時04分~抜粋
関連記事
不祥事にEV対応の遅れ…2024年の自動車産業はどうなる? 鉄道に乗って災害を考える!三陸鉄道が「震災学習列車」で叶えた取り組み 火星に「クマ」が出現?NASAの探査機が発見! 40年の歴史を持つドイツの戦車「レオパルト2」が、脚光を浴びている理由 上空で謎の物体300件以上を発見!米政府が本格的にUFO調査に乗り出した理由

番組最新情報