2017年4月3日(月)

「受信料払いません」と言ったらこうなった

北野誠のズバリ / ニュース

NHKが東京都内の男性を相手に、受信契約を結んで受信料を払うよう求めた訴訟の上告審で、最高裁判所が年内にも下す判決を前に、法務省にこの問題で意見陳述を求めました。

受信料制度を定めた放送法64条の合憲性の問題が焦点となっているわけですが、受信料の問題は単に払う、払わないだけでなく、公共放送の在り方やNHKの経営問題にまで発展していきます。
受信料を巡る問題は今後、どうなっていくのでしょうか。皆さんも北野誠と一緒に考えましょう。

今までのNHKの受信料に関する裁判

NHKの受信料に関する裁判をみてみると、NHKを提訴した242件のうち168件は敗訴して支払いに応じています。逆にNHKが提訴した42件では勝訴しています。
つまり、NHKを訴えても「受信料の支払いを命じる」という司法判断がほぼ定着しており、NHKが敗訴が確定した例はありません。今回の最高裁でも一審二審ではNHKが勝訴しているのです。

ではまるっきりNHKには勝ち目がないのか?そんなことはありません。

昨年の8月ワンセグ付きの携帯電話を所有する人に、受信料契約の義務があるかどうか争われた埼玉地裁での訴訟で、NHKが敗訴しました。理由はワンセグが使えても、スマホや携帯はテレビ見ると決まったものではない、ということです。

また、テレビがあらかじめ備わったアパートに入居した男性が起こした訴訟では、昨年10月東京地裁がNHK に受信料の返還を命じました。これはテレビを自分で買ったわけではなく、テレビが予め部屋についていたので受信契約は無効ということなんですね。

テレビ一台一契約という考え方

先日もNHKが大手ビジネスホテルチェーンに、未払い分の受信料の支払いを求めた判決が東京地裁で出ました。裁判長は、放送法の定めに基づいて、受信料契約を結ぶ義務があるとしてホテル側にほぼ請求通りの総額19億3000万円の支払いを命じました。
NHKはテレビ一台ごとに一契約という考え方。テレビの台数×NHKの受信料なので、莫大な金額になったわけですね。

他の例を挙げると病院。病室にテレビが置いてありますが、あれは病院側が台数分の受信料を払っているんです。

北野誠が現場を凍りつかせた禁句

タレントの間には、ある禁句が存在するといいます。

「NHKのテレビの放送で『そんなこと言うたら、受信料払いませんよ』って絶対使えませんから。これだけは絶対言うたらあかんねんて。
収録の時いっぺんだけこのギャグかましたら、みんなが慌てましたからね。(禁句だと)知らんかったから、スタッフも出演者全員が誰ひとり笑わず全員凍り付いて。
しかも休憩時間中に、桂文珍師匠が楽屋を訪ねてくれて『まこっちゃん、あれだけは言うたらあかんで』ってとわざわざおっしゃってくれたくらいですから。それだけNHKにとってはナーバスな問題なんですよね」

北野誠も脱帽。集金人のプロ話術

NHKの受信料は地上波と衛星契約は別。なのでパラボラアンテナを付けると衛星契約にNHKの人がやってきます。

北野誠の元にも当然やって来ました。野茂英雄が大リーグに行った時、どうしても見たくて大阪の実家でパラボラアンテナを取り付けたのです。
忘れもしない、夏の夕方。庭にホースで水を撒いていた時のこと。おじいちゃんが何気なく話しかけてきたということで、その場面を、再現してみると…

おじいちゃん「暑いですねえ」

その声に、水撒きをしていた北野誠、ふとおじいちゃんの方を見ます。

おじいちゃん「野球好きなんですか?」
北野「はい。野球好きですね」
おじいちゃん「やっぱり野茂さんがアメリカに行きはったら、気になりますよね」
北野「そうなんですよ。だからね、つい海外の試合見たくてパラボラ付けたんですわ」

間髪入れず、おじいちゃん。

「NHKなんですけども」

夕日を浴びて立ち尽くす北野誠。
北野誠の足をホースの水が濡らしていくのでありました。

あくまでもナチュラルな導入からさりげない会話。パラボラ付けた、と誘導尋問のように普通にしゃべってしまったそうです。
「導入のうまさに感動した。あれがプロだ」と、しきりに感動していた北野誠、今後もNHKの訴訟問題に注目していくということです。
(尾関)

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