2017年4月29日(土)

北野誠、話題の「ハガキ詐欺」で1億円の訴状を思い出す

北野誠のズバリ / ニュース

ここ数日、「民事訴訟管理センター」を名乗るハガキによる新手の詐欺が話題になっています。
「総合消費料金未納分訴訟最終通知書」とあり、まるで自分が訴えられたのかと誤解させられるような内容です。
裁判取り下げ最終期日を過ぎると訴訟が開始されるという嘘や、不安をあおるようなでたらめの文章が並ぶこのハガキ、全国で確認されていて、行政が注意を呼び掛ける事態となっています。

このニュースについて、北野誠が語ります。

北野誠にも同じハガキが!

このニュースを見て「おぅおぅおぅおぅ!」と思った北野誠。
なんと全く同じ文面のハガキが北野のもとにも届いていたのです。

北野は「まずこの『総合消費料金未納』ってなんやねん」と疑問を呈します。
幅広い意味に受け取ることができる「総合」という言葉の曖昧さに「もしかしてあの時のアレのことかな?どうかな?」と不安になってしまう方がいるのかもしれません。

古くて新しい「ハガキ詐欺」

また北野は「この手の迷惑メールはかなり浸透していて、今さら騙される人はいない。ところが、この時代に古典的な『ハガキ』で来るとリアリティがあるために慌ててしまう」と分析します。

ハガキには見慣れない文言が並んでいます。

「契約会社、ないし運営会社から民事訴訟として訴状の提出をされました事を御通知致します。以後、下記に設けられた裁判取り下げ最終期日を経て訴訟を開始させていただきます。このまま御連絡なき場合には、原告側の主張が全面的に受理され裁判後の処置として給与の差し押さえ及び動産物、不動産物の差し押さえを執行官の立ち会いのもと強制的に履行させていただきますので」

ここまで読みあげて「なかなかこの辺の文章、うまいね~」と感心した様子ですが

「裁判所執行官による『執行証書』の交付を承諾して頂くようお願いすると同時に債権譲渡証明書を一通郵送させていただきますので、ご了承下さい」

これには「何のこっちゃ、サッパリわからへんのね」とぼやき節です。

民事訴訟管理センターとして書かれている住所は、東京都千代田区九段南。
いかにも裁判所がありそうな場所ですが、そんな組織は全く存在していないとのこと。

「偽」の消費者相談窓口

「消費者相談窓口」として東京の番号が書いてあるけれども、一番のポイントはこの見知らぬ番号に電話してはいけないということ!!」と北野が強く訴えかけます。
問い合わせの電話をしてしまったら最後、相手は手練手管で振り込みをさせようとすると。

よく読むと何のことかわかりにくい文面ですが、普通の人は訴訟の手紙など見たことがないので、つい電話してみようと思ってしまうそう。
アシスタントの氏田朋子も「相談窓口と書いてあると、ちょっとね」と、つい騙されてしまう人の気持ちもわからなくもないといった様子です。

名探偵・北野の名推理

ここで北野がこのハガキのおかしな点を指摘します。

まず、公的機関からの書類であれば封書で届くはず。
例えハガキであっても、プライバシー保護のシールをめくって初めて内容がわかるようになっているだろうと。
「プライバシー保護のため」とハガキに書いてあるのにも関わらず、内容が丸出しのハガキで送るはずがない、と力説します。

さらに、住所が千代田区なのにもかかわらず、消印が新宿であるという矛盾。
敵のずさんさ・詰めの甘さを次々と指摘する北野は、まるでどこかの名探偵のようです。

「とにかく書かれている電話番号には絶対電話しないでください」と北野は何度も注意を促し、「怪しい番号は、まずネットで検索してみてください!」と勧めます。
こういった怪しい電話番号はネット上で情報共有されているので、詐欺の番号であるかどうかを見分けることができるとのことです。

こういう時には、消費者ホットライン全国共通番号の電話188番へ相談するのが一番、とのことです。
覚え方はカンタン。188で「いやや!」です。

一億円の訴状に涙の母

「あなたは告訴されてます、と言われたら大体驚きます」と、あることを思い出す北野。

それは北野がその昔、とある人に訴えられた時の話です。
北野宛ての信書で届いたために、開封して内容を確認できなかった北野の母。
仕方なく封筒をかざして見たところ「一億円」と書いてあるのがわかり、母が泣き崩れたという衝撃的なエピソードを披露します。

「それはホンマの訴状。それは本物です」

今回のこの詐欺ハガキのせいで、自身の苦い記憶を呼び覚ます羽目になった北野。
「人生いろいろ」という言葉はこの人のためにあるのではないかというくらい、本当に経験豊富な北野誠なのです。
(minto)

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