2017年4月20日(木)

今年の新人女性社員は「サクキャリ」?

丹野みどりの よりどりっ! / ニュース

4月になると、社会のいろいろなところで新入社員の緊張した顔が見えますね。どんな希望をもって仕事をしているのでしょうか。自分のことをちょっと思い出したりして、心の中で「頑張って」と言いたくなります。

今日、丹野みどりが取り上げる話題は「高いキャリア志向、でも『長い残業はイヤ』、新人女性はサクキャリ志向」。
「サクキャリ」って何でしょう、気になりますね。

キャリア志向だが、結婚子育ても

『日経ウーマン』によると、今年4月に新入社員として入社した女性の、仕事に対する意識のアンケート結果が出ました。
ここでわかったのは、今年の女性の新入社員は、キャリア志向が高く、結婚出産した後も働きたいと考えていて、しかも長い残業はしたくなく、さくっと帰りたい。また、夫婦それぞれに働き、家事と育児も協力して行うことを望んでいる、という女性像。

そして、こういう新しい女性像を「サクキャリ」と名付けています。

「面白い記事ですね~」と、感心した様子の丹野。
これを読んで、自分のちょっと上の先輩、自分たちの代、後輩の代を振り返って、思いを馳せたそう。

世代で変わる女性の働き方

男女雇用機会均等法ができたのが1985年。今働いている50代の女性の場合、働くというと、仕事オンリーの選択肢しかなかった。男性の何倍も働いて当然という、働く女性のフロンティア世代。

丹野と同じく40代は、仕事か結婚かを迷う世代。アラフォーが主人公のドラマでも、仕事か結婚か、どっちを取るかというものが多く、確かにそういう世代だった気がするそう。

今の30代は、たぶん仕事も結婚も子供も、三つやっているような気がするそうです。その結果、保育所が足りないとか、働き方を変えようとか、社会が追い付いてない部分が今、あふれ出てきています。

「こういった先輩たちを見てきて、新社会人の女性が、キャリアも積みたいし、結婚も子育てもしたいし、残業もせずに、夫は早く帰ってきて手伝って欲しいと思うのは、ある種時代の必然かなという気もします」と丹野はまとめます。
ただ「彼女たちの理想をかなえるためには今の日本の社会がいろいろ変わっていかないと」と、不安な部分も付け足しました。

リスナーの反応は?

その後リスナーからのおたよりが届きました。

「キャリアアップはしたい、でも残業はいや。結婚はしたい。なんか矛盾してませんかね? 世代の違いといわれたらそれまでですが」(Aさん)

「あれもこれもしたいと非常に欲張りだけど、こういうところが不安だという、しっかり現実を見ている結果も出ていましたが」と補足する丹野。

「理想と現実の社会は、女性のみならず男性においてもまだまだほど遠いですね。価値観の変化と社会のそれと、タイムラグが埋まっていかないといいますか、おそらく、これからも続く課題なのかもしれませんね」(Bさん)

「本当にそうですよね。彼女たちの願いが全部かなうためには、いま言われている、働き方改革とか、保育園の問題とか、価値観も含めて、とても実現サポートできない世の中だと思います。が、いま新社会人なりたての女性たちがこういう夢をもっているわけですから、世の中がそういう風にいくよう、みんなで変わっていくといいなと思います」と、力強いエールを送る丹野でした。
(みず)

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