2017年9月18日(月)

激論・卒業式に袴姿で参加するのはあり?なし?

北野誠のズバリ / ニュース

小学校の卒業式に袴姿で出席する女子児童が増えていることを受けて、名古屋市の河村たかし市長は14日、自粛の要請や禁止の必要があるかを判断するため、在校生や保護者らにアンケートする方針を明らかにしました。

数年前から、卒業式で袴を着用することが全国的に流行していますが、晴れの舞台だからと賛同する声もあれば、レンタル代などで家計を圧迫するなどの意見も出ています。

北野・片山は反対派

「なんか大変やなぁ」と、しみじみ漏らす北野誠。
今から10年以上前に北野のこどもたちが小学校を卒業した際は、袴を穿いている子は見かけなかったとのこと。

「僕的に言うと、袴の卒業式なんてやりたくでもできない子も絶対おるから、それか考えるとなくてもええと思うんけどな」と、否定的な北野。

「ハッキリ言ってね、レンタル代が高いんですよ!」とアシスタントの片山淳子は、その値段の高さに言及します。

着付け費、髪の毛のセットのための美容院代など、袴のレンタル代以外にもさらに費用がかさむとのこと。

「七五三に加えて、まだ小学校の卒業式って大変。一個のイベントの重さが軽くなっちゃうよね。私も要らないと思います」と、片山も袴反対派であるよう。

「たかだか小学生でしょ?」という北野のズバリ発言が炸裂します。

親の収入格差がこどもの服装に影響

北野「親がお金出さな成立せえへんことでしょ。小学生のこどもたちが自分でアルバイトして、袴着んねんっていう話じゃないでしょ」
片山「そこで、ちょっと寂しい思いをさせてしまうっていうのは、やっぱりあってはならぬと思う。せっかくの卒業式がね」

2人は、親の収入格差がこどもの卒業式の服装に影響を及ぼす懸念を語ります。

「『せっかくの卒業式やから袴着な』っていう親御さんもおったら、いやいやそれは学校の中で何かを規制しておかないと、こどもらの中で『あの子は袴着るのに、なんで家は着れないんですか?』っていう揉めごとがあるような家庭が絶対あるわけやから、やっぱある程度学校でこれはちゃんと『やめときましょう』とかっていう話はしとくべきやと思うよ」(北野)

番組スタッフのこどもが通っている小学校でも、実際に「卒業式の袴は禁止」という通達があったんだそう。
「そうしてもらった方がホッとする」と意見が一致した北野と片山。

イベント三昧の小学生

小学校入学以降、七五三、1/2成人式、卒業式と「なんでそんなに一大イベントになってんの、みんな」と北野。
片山は「少子化とかあるんじゃないですか?」と指摘します。

「いや、わかるよ。少子化とかおじいちゃん・おばあちゃんのこともあんのやろうけど、にしても。小学校でそこまでイベント三昧せなあかんのかな?って俺は素朴に思う。歯止めが効けへんのやったら、やっぱり河村市長が言う通り、自粛の要請を出すべきかな、というのは大事かなと思いますね」

このように北野が締めて、コーナーは終了しました。

着物は高くない!

この「卒業式における袴着用問題」について、たくさんの反響が寄せられました。
「面白い意見やなと思って…」と北野が読み出したのは、こんな反論のおたよりです。

「私は4歳の女の子の母で、勝手に“着物推進委員会”ですが、小学校の卒業式にはぜひ袴姿で参加させたいと思っています。もちろん本人の希望がなければ断念しますが、着物は決して高くはありません。リサイクルの着物は、どっかのメーカーのワンピースより安いですし、自分で縫おうと思えば作れます。高いのは着物全般でなく、高いものばかり勧める呉服業界の陰謀です」(Aさん)

なるほど。「着物が高く感じるのは、呉服業界の陰謀である」という説が飛び出しました。

問題は呉服業界?

Aさんの主張はまだ続きます。

「これには着物ユーザーの中でも問題視されておりまして、高いイメージが付きすぎてどんどん着物離れが進んでしまっている。それに踊らされているからです。このままではますます日本の民族衣装である着物が廃れていってしまうので、小学校の卒業式の袴姿は大歓迎。華美にならなければいいと思います」(Aさん)

今は着物のディスカウント店も増え、袴などは3,000円程度で買えるのだとか。

「それでも高いですか?大学など、学校と提携しているところは大概高すぎますね。定着すればもっと安いリサイクルも出てきますし、私がやったるわと思います。日本の民族衣装をこのハレの日に着られないなんてあり得ません。ここまで着物離れが進んでしまったのかと残念です」(Aさん)

「ほぉーすごいですね。でも確かにそこまで安いとなると、話はまた変わってきてるでしょうけど」と、心が揺れ動く北野。

着物はやっぱり高い

続いてバツイチの31歳男性・Bさん。

「自分も卒業式の袴は反対です。娘の卒業式が今春ありましたが、クラス写真を見せてもらっても数名だし、親の自己満足な感じもしました。ただ袴を着ている子を見たら、うちの娘もいました。後で元嫁からLINEで『袴代はよろしく、折半で』と書かれていて、それと袴を着た娘の写真。断れません。親バカなんで。河村さん、もっと早く禁止しておけば」(Bさん)

「結局高いのよね、やっぱり。一番の問題は呉服業界じゃないんですか?」と北野。

落語もやっていた北野。
着物は何枚か持っているものの、やはり「高い」と思ったんだそう。

北野「普通着るもんにしたらちょっと高いんじゃないかなと思ってしまうから。自分で作れるもんでもないっていうのがやっぱり」
片山「なかなか今、和裁できる方が…」
北野「少ないから。それはそれで、文化を守られる方がおっても全然僕は構わないと思いますし」
片山「和裁ね、できる方は上手に安い反物買ってね」
北野「家のお袋なんかもそんなん作ったりもできて、僕もね、落研の時の浴衣も作ってもらって。お袋はちゃんと作ってくれて、それは安かったですけれど。自分でプロになって着物いるなと思って買いに行ったら、やっぱり高いなってイメージはどうしてもあるので」

自らの体験からも「高い」と感じるという北野。

「でも皆さんが全員が3,000円のもの買っていいかっていうと、それも違うと思ってしまったり…やはり呉服業界の問題って結構大きいんじゃないかと。今日は考えさせられましたね。ご意見ありがとうございます」

このように北野が締めて、反響の紹介は終了しました。

賛否両論、意見真っ二つ

「異常なほどメール来てます、賛否両論…」と北野。

番組後半になっても、この袴問題への反響が止みません。

「レンタル古着やったら確かに安く済むし、後は各冠婚葬祭互助会の会員やったらタダで借りられますよ」(Cさん)

「お手洗いに行くのが大変やという問題もあるとは思いますが。普段から着慣れていればいいでしょうけど。大人になっても袴を着たらトイレ大変ですけどね」(Dさん)

「好きにしたらいいと思いますね。いろんな考えの人がいるから禁止とかしなくても。流行だから今だけかもしれませんよ。卒業式に何着るかなんてどうでもええと思うんですけどね」(Eさん)

「こどもたちの心を大事にしてほしいんです。うちは着せません。でも『あの子着ててええな』って絶対思うはず。そん時に寂しい思いをする子がいないような卒業式であってほしい」と、片山。

リスナーさんの意見も真っ二つに分かれた、この袴問題。
PTAの間でも同様なのかもしれません。

さてこの難題、河村市長はどう決着をつけていくのでしょうか。
(minto)

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