「どうも、森永康平です。……聞いてくださっている皆さんは、今日から学部生です。よろしくお願いします」
穏やかな挨拶から始まった初回『森永大学政治経済学部』。しかし、語られた内容は、世間を賑わせたあの「マネー事件」でした。
永田町も震撼…謎の仮想通貨『サナエトークン』大暴落の全内幕
■ 「NoBorder」と格闘技界の影
「SANAE TOKEN」問題の発端となったのは、YouTubeチャンネル「NoBorder(ノーボーダー)」。政治のタブーに切り込む姿勢で知られるこのメディアを運営しているのは、あの人物です。
「これをやってるのが、溝口勇児さんという方です。……溝口さんというと、格闘技の『BreakingDown(ブレイキングダウン)』を運営しているという文脈で知ってる人が多いかなと思います」
格闘技界の風雲児・溝口氏。番組で掲げられたのは「ブロードリスニング」という、台湾で始まったと言われる民主主義のアップデート案でした。そして始まったのが、NoBorderのアプリをDLし、政策についてみんなでアイデアを出す。それがポイントに変換されるというシステムでした。しかし・・
■ポイントが「暗号資産」に切り替わった
アプリ内のポイントはいつしか、「サナエトークン」という仮想通貨(暗号資産)に切り替わっていました。
「サナエトークンっていうぐらいですから、今日本でサナエって言ったら、高市早苗さん……この人がみんな頭に浮かぶと思うんですよ。しかもその写真に、高市さんの顔を使っちゃってたんで、まあ普通に高市さん関連の暗号資産なんだなっていうのは、普通誰もがそう思ってしまう」
更に、別のYoutube番組では溝口氏が「高市氏サイドとコミュニケーションをとっている」と発言し、注目を浴びました。しかし・・
■「私は知らない」――高市氏の突き放した一言で地獄絵図に
投資した人たちを待っていたのは、無慈悲な結末でした。高市氏本人が「一切関係ありません」とツイートした瞬間、チャートは垂直落下。
「価格がですね、まあ8割以上下がっちゃったということで、まあほぼ無価値になったっていうことが起きてしまった」
そもそも、こういった話題の人物の名前を出す仮想通貨を、経済の世界では「ミームコイン」と呼びます。
アメリカでは「トランプコイン」のようなものも存在していますし、発行することについては、日本の法律では違法ではありません。
■何がまずかった?問題は巧妙な「演出」にある
なぜ、これほどに騒ぎになったのか? 背景には、政治家など有名人の名前を巧みに使った、「外堀の埋め方」がありました。
「(運営側が)本件に関しては高市さんサイドとコミュニケーションも取ってるんで、みたいな話をして……まあ明らかに高市さんと面識のある藤井(聡)先生が、なんか推してるような動画が出回っていた」
では、どこが法律に抵触するのか?
高市氏は本当にこの事件に関与していないのか?
金融庁の調査はどう動く?
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