うっかり雑談中に話した言葉の意味が通じず、「その言葉の意味は何?」と聞かれて方言だと気付いた経験は、誰でも一度くらいあるのではないでしょうか。
牧野真莉愛も、方言だと気付かず使っていた言葉があるようです。
リスナーからのお便りをきっかけに、通じなかった方言やイントネーションの違いについて明かしました。
6月15日放送の『モーニング娘。'21 牧野真莉愛のまりあん♥LOVEりんですっ♥』から。
指摘されて気づく方言
リスナーから方言についての投稿が届きました。
「先日の放送で、真莉愛ちゃんは水っぽいことを『しゃびしゃび』と言って、番組スタッフさんに方言を指摘されていましたね。
真莉愛ちゃんはこの仕事をしていて、他に方言だと指摘されて気づいたことはありますか?」(Aさん)
岐阜県出身のAさんは「しゃびしゃび」が方言だということを放送で知ったそう。
ずっと同じ場所で育ったこどもは、知らず知らずのうちに使っている言葉が方言だとは気づかないものです。他の地域出身者に指摘されて、驚くことも珍しくありません。
言葉は毎日聞いたり話したりするため、育った環境が大きく影響してしまうもの。
牧野は仕事で日本全国へ行くことも多いので、方言を指摘される機会もありそうです。
愛知県だけ違う「放課」の意味
牧野は、投稿を読み終わった後ちょっと考え込んでしまいます。
牧野「うーん、何があるかなぁ…」
考えているうちに、思い出した言葉が「とっきんとっきん(ときんときん)」。
この言葉は「先が尖っている」という意味で、『鉛筆をとっきんとっきんに削る』と言う風に使うと説明した牧野。
他にはどんな言葉があるのでしょうか。
牧野「休み時間のことを「放課(ほうか)」って言うとか」
「放課」そのものは全国で使われており、その日の授業が終わることを言います。「放課後」という言葉の方が通りがいいでしょう。
ところが愛知県では、授業と授業の間にある休み時間を「放課」と言うのです。
その他「しゃこう(車校)」が自動車学校の略であることや、「机をつる」が学校で机を後方に移動させて掃除することを指すなどを語る牧野です。
「くつ」の読み方が違う?
さらに「私だけかもしれないですけど」と前置きして話し始めた牧野。
牧野「私は、ピアノの発音がちょっと違ったかもしれない」
牧野の説明では、ピアノを真ん中の『ア』まで高めに発音した後、最後の『ノ』を下げて発音するとのこと。
他にも『はたけ』の『け』を下げて発音する牧野は、農作物を育てる畑という意味で発音したつもりだったのに、シャ乱Qのリーダー・はたけさんとよく間違えられると苦笑い。
同じ言葉でもどこを強めに発音するのか、音の高低の差で意味が変わってしまうことはよくあります。
牧野「靴は、『つ』を下げて発音していました」
一般的には「つ」の音は下げずに発音しますが、牧野は逆の発音だったと告白。
仕事中の現場で、スタッフさんが「靴運ぶよ~」と「つ」を下げずに発音していた時は、気にならなかった牧野。影響されたのか、発音がいつの間にか変わってしまいました。
牧野「私の発音も、『つ』を下げなくなりました。直るものなんですね」
テレビのお笑い番組で芸人さんが関西弁を使っているうちに、全国的に知られるようになる方言がある反面、まだまだ知られていない方言もたくさんあります。
今後も牧野のトークから方言が飛び出すかどうか必聴ですね。
(葉月智世)
セットリスト:
M1 モーニング娘。「歩いてる」
M2 モーニング娘。'21「 Hey! Unfair Baby」
モーニング娘。’25 牧野真莉愛の まりあんLOVEりんですっ
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2021年06月16日00時38分~抜粋