北野誠のズバリ

ひとり客でも大歓迎の店が増加、ひとり飲みブームが到来

外食業界ではひとり飲みのお店がブームになっていると、東洋経済オンラインの記事で伝えています。

立ち飲みのお店は昔からありましたが、居酒屋がひとり飲みを歓迎したり、ひとり飲みしか入れない日を設ける店も登場しているとのこと。

また、ひとり飲み専用のお店を新しく開業する場合、人件費を抑えたうえで料理の専門性を追求しつつ利益が最大化できることから、新たなビジネスチャンスと捉える向きもあるそうです。

3月6日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、パーソナリティの北野誠と加藤由香アナウンサーが、ひとり飲みブーム題について、トークを展開しました。

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ひとりで食べやすくなった

牛丼でおなじみの吉野家では、以前は基本的にカウンターがぐるっと設置されていて、客は内側に向いて座っていましたが、北野が見たあるお店では、逆に壁に向かって座るタイプになっているとのこと。

ひとりずつの間仕切りはないものの、ひとりで来て店員を呼ばずにタッチパネルで注文できるため、完全にひとりで完結できる形態になっています。

北野「たぶんこれは、スマホをいじりながらひとりで飯が食えるという。昔は本や新聞を読んでたのが、今はスマホになってますよね。
スマホで映画やドラマ、TVerも観れるしという形になった時に、ひとりで食事をしてる時に周りに気を遣わなくていいんですよ」

今やひとりで食べるのが当たり前となり、「周りから寂しい人だと思われたらどうしよう」と思われる心配もないというわけです。

ひとり用のメニューを用意

加藤「ひとり用という席がそんなになかったから、何か申し訳ないかなという気持ちもあって」

多くの居酒屋の座席は大勢で飲むのが前提でしたが、最近は1人あるいは2人席が増えています。背景にはコロナ禍を経て、少人数で飲むことが増えたことがあります。
ひとり飲みしやすい環境が整ってきた理由のひとつといえそうです。

北野「(餃子の)王将もジャストサイズっていうのを作ってて、ひとり飲み用の餃子があるんですよ。ひとり飲み用のチンジャオロースとか、ひとりで食べれる(量のメニューがある)。餃子やったら(1人前)6個やったんが、3個なんですよね。

だから、チンジャオロースの小さいのと、天津飯のハーフと餃子のジャストサイズとかでそれで飲ませてくれるし、晩ごはんになるから。

時代がひとり飲みとかひとりで食べれるっていうことに、全然構わないよっていう感じになったんですね」

ひとり飲みに慣れよう

女性がひとりで利用しやすい店舗も増えてきた一方で、男性に対しても「これからひとり飲みに慣れるべき」と力説する北野。

北野「僕がこの番組でよく言う、近所の小料理屋とかひとりで飲みに行けと。これは歳をとった時の作法やからと。

何かあった時にそこのカウンターで店主さんとちょっとしゃべったりとかするぐらいでもいいから、自分の隠れ家というかホームタウンにしときましょうというね。
(スナックの場合)そこで粋なママさんやったら、客同士を繋げてくれたりしますから」

特に男性は会社以外での人のつながりが少なくなりがち。ひとり飲みに加えて、なじみの店を作っておくのもおすすめです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2025年03月06日13時18分~抜粋

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