北野誠のズバリ

年末年始に帰省する人が減少。その理由は家族関係の悪化?

今年はカレンダーの並びによって9連休以上休みが取れた方も多いのではないでしょうか?

年末年始と言えば、かつては実家への帰省が決まりごとでしたが、最近は帰省する人が減ってきているそうです。

12月26日放送『北野誠のズバリ』『FORZA STYLE』(講談社)の記事などを基に、パーソナリティの北野誠と加藤由香アナウンサーが、現代の帰省事情についてトークを展開しました。

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帰省しない人が増加

記事によれば、実家に帰省しない理由として挙げられるのが、無理に年末年始に集まってもお互いに気を遣って疲れるだけだったり、お互いの価値観が違うことに気づかずイライラが爆発したり。

小さかったこどもたちも成長して、思春期や反抗期になると思ったとおりの過ごし方ができないことにフラストレーションが溜まることも。
せっかくの家族団らんの場を無理矢理作ったことで、かえって関係が悪くなる可能性が高くなるようです。

記事では年末年始の帰省は、なるべく短時間でお互いに気楽な距離感を心がけるのが良いとアドバイスしています。
 

一緒の空間にいてもバラバラ

北野は孫がなついてくれるのは、年齢の数え方に「つ」がつく歳、つまり9歳までとコメント。「10歳以上だと帰省しても面白くないのではないか」と推測します。

北野「例えば早い子やったらこどもの時からスマホを渡して、すでに新幹線の移動中にYouTube(での動画鑑賞を)したりするじゃないですか。
2、3時間の移動時間を飽きさせないようにせなアカンじゃないですか。

昔はそんなんなかったから、ウチらも車で移動する時はDVDをつけて『トイ・ストーリー』入れたりとかしてましたわ。知らん家に行って飯食っても、何せえいうねん。

そうなったらニンテンドー(スイッチ)のゲームやったりとかするやんか、移動中もやってるんやから」

今や外に持ち出せるスマホやゲーム機があるため、帰省しても普段と同じことができ、あまりコミュニケーションを取らなくても良い状況にすぐなってしまいます。
昔のように。家族全員が無理矢理同じテレビ番組を観る習慣はなくなってしまったのです。

ベストな帰省の仕方

そのため、10歳以上のこどもがいる場合、実家には数時間程度滞在するぐらいで良いのではないかと提案する北野。

北野「そない会話も弾まんし。小学4、5年ぐらいになったら、おじいちゃんおばあちゃんと何して遊べゆうねん、普段コミュニケーションないのに。

テレビにつないで大画面でYouTube観るいうたって、何観んねんみたいな話やろ?
小学3、4年でめっちゃ漫才好きやからいうて、M-1グランプリの3回戦観ていくみたいなことにもならへんやん。

ゲームやるんやったらまだええよ。だから小学4、5年生を迎える時に、大画面でゲームを遊べるような状況やったらええわ」

そもそも長時間滞在するとなると、受け入れ側も食事の準備など家事が増えて大変です。

北野はあらためて「例えばカニやすき焼きを食べて3、4時間おってサッと帰る、それぐらいで十分やと思う」とまとめました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2024年12月26日13時13分~抜粋

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