11月4日、怪談図書館を主宰する桜井館長がCBCラジオ『北野誠のズバリ』に出演しました。
桜井館長は北野が心霊現象を扱う番組にも何度か出演しており、さまざまな心霊写真が集まるそうです。
スマホでいつでも写真や動画を撮ることができる時代ということもあり、実際に心霊現象が起きた時の音声を披露します。
自分ではない誰かの声が…
桜井館長の配信を視聴している女性にAさんという方がいるそうです。
本人に霊感はないものの、ここ何年かで心霊現象のようなものや相談が集まるようになったため、桜井館長に「自分は霊感がないのに、どうしてこういうものがたくさん集まるのでしょうか?」と質問してきたとのこと。
例えば、Aさんの姪のBさんが友だちとオンライン通話をしていた時、急に変なことを言い出すことがありました。
その友だちがBさんとチャット通話している際、「いま誰か部屋にいる?」と何回も尋ねてきたというのです。
Bさんの部屋には自分だけ。テレビなども付いておらず、周りも比較的静かな環境だったため、他人の話し声が聞こえることはありません。
Bさんは「おらんよ、さっきからずっと1人だよ」と返しているのに、「いや、声がする」「おかしいやん」というやりとりが続きました。
そこでBさんの友人は自分の会話を録音し送ってもらったので、それを聴いてみました。
家ができる前に何かあった?
スタジオでは、桜井館長がAさんから借りた実際の音声を流してみました。
Bさんと友だちが会話している途中に、かすれた声で「ウェッヘッヘッヘッ」という声が何度も聴こえます。
この手の音声は、人によっては聴こえなかったり、「言われればそう聴こえる」と思える程度のものですが、今回の音声はハッキリ人の声が聴こえます。
あらためてBさん宅の立地を調べてみると、もともとは沼があった場所。
埋め立てられた後に火葬場が立ち、その火葬場が廃業した後に建てられた住宅地の一部だそうです。
しかし、桜井館長はある違和感を持ちました。
それは、この笑い声が現代的な声ではないかということ。
もし過去に沼で亡くなった人がいたのなら、相当昔の人のはずです。
そこで知り合いの音響関係者にこの音声を確認してもらったところ、やはり現代人の声だったそうです。
謎の声の正体
後日、Aさんは霊感がかなり強いという長男にこの音声を聴かせました。
すると、「火葬場とか関係なく、Bさんの中学の時の同級生が彼女を妬んで憑いてきてる」と答えたとのこと。
実は桜井館長、Aさんには「これは現代人の声」ということを伝えてなかったので、長男が指摘した現代人という点は一致しています。
ただ、生き霊であれば今も続いていることになります。
桜井館長は「あまり気にせずに、もしBさんが部屋の中で怖かったら、沈香というお香を炊くのが良い」とアドバイスしました。
この1件から桜井館長は、霊感の有無と心霊現象に遭う遭わないはあまり関係がないのではないかと、感じるようになったそうです。
これは北野の持論でもあるそうです。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2024年11月04日13時13分~抜粋