10月30日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「無駄でした!」には、「こんな無駄な買い物をしてしまった」とお嘆きの投稿が数多く寄せられました。
着々と数年太りが始まっているというリスナーAさんが購入したのは話題の「着圧下着」。
「穿いているだけでみるみる痩せる」という触れ込みの着圧下着ですが、その効果はいかに?
食べることを我慢したくなかった
2年ぐらい前までは、ジム通いやウォーキングをがんばって少し痩せたこともあったというAさん。
しかし更年期に入ってからは運動を頑張ってもめっきり痩せなくなってしまったそうです。
「食べるのは大好きで我慢したくなくて、手を出してみたのが着圧の下着です」(Aさん)
Aさんが最初に買った着圧下着は胸の下まであるものでした。
「穿いているとクルクルと上から丸まってしまい、腰のところでたまって、そこだけに圧がかかり、肝心のお腹は丸出しで、着圧もへったくれもありません」(Aさん)
クルクルたまった腰まわりが苦しすぎて、長く穿くのはとても無理な話。
Aさんの初めての着圧下着は、こうして無駄に終わってしまったのです。
だらしないお腹の肉が…
そして、この反省を踏まえてAさんが買った2着目は、お腹部分に支えになるプラスチックの骨が入っているタイプ。
「クルクルならないし、穿き心地も良いし。穿いている時だけは少し締まって見える。なかなか優秀です」(Aさん)
とはいえキャッチフレーズの「穿いているだけでみるみる痩せる」というわけにはいきません。
「脱いだら相変わらず、だらしないお腹の肉が居座り続けています。この年になると、痩せるのは結局、誠さんがいつも口やかましく言ってる通り『食べる楽しみを我慢しない限り無理』だと思います」(Aさん)
痩せるために買った着圧下着で、ダイエットの真髄に気付いたAさんです。
着圧下着で痩せるメカニズム
「着圧は本当に、着るとスッとなるんですよ」と経験談を語る松岡亜矢子。
松岡「ズボンとかもシュッと履けるんですけど。あれ脱ぐと何でしょうね、何なんでしょうねーっていう感じで(笑)。『どこに行ってたの?君は?』っていう」
北野「ギュッギュッと締めて塊にしてるんでしょうね」
そもそも「着圧下着で痩せる」というのは、どういうメカニズムなのでしょうか。
松岡「たぶん姿勢が整うからですね。キュッとある程度。でもやっぱり姿勢が悪くなると、悪いところに悪いものが集まってくるんですよね」
北野「姿勢が整うんやね。矯正下着やもんね」
お家のリフォームと一緒!?
松岡「要は壁で補強するんですよね。軟弱地盤を壁で」
ぶよぶよの地盤を強固な壁で補強する。なんともわかりやすい例えです。
この話に、北野はお家のリフォームを思い出したようです。
北野「基礎をしっかり整えて、クラック、ひび割れたところを補強していって、の方がいいんじゃないですかね」
噂の着圧下着。お助けアイテムとしては非常に優秀ですが、穿くだけで痩せるのは難しいようです。
やはり「ダイエットは一日にしてならず」ですね。とほほ。
(minto)
北野誠のズバリ
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2024年10月30日14時24分~抜粋