使い込みでクビ?
「あ!もうイヤ~」のお題に「田舎の人の噂話がイヤ」という投稿です。
「50歳で早期退職した私。しばらくは畑や墓の守、ときどきガレージにハンモックをつり昼寝とか、比較的人目につく生活をしています。
退職して半年ほど経った頃、消防団の集まりに顔を出すと、団長に『〇〇君ちょっといい?』と消防車の中に呼ばれました。『この前××さんから聞いたけど、会社クビになったって本当か』。早期退職のことを説明し、納得した団長。ひと言『それ聞いて安心したわ』。
近所の噂では「女に貢ぐために会社の金に手をつけたのがばれてクビになった」と言われてたとか。
クビになったくらいの噂話は覚悟していましたが、ここまで田舎のジジババの想像力が豊かとはびっくりしました。団長経由で正しい噂を広げてもらい、この話はなんとなく納まりましたが次に何を言われるかわかりません。
田舎暮らしに憧れる人は多いと思いますが、田舎の噂話は怖いですよ」(Aさん)
北野「これ、団長が話を聞いてくれてよかったですね。そやないと、『ホンマ、他人は見かけによらんというけど、見かけ通りやな』『前からそんなんやると思ってたんや、あの子』…本当に噂ってこんな風に広がっていきますからね」
死んだことにされる
別の体験談も届きました。
「私も以前田舎に住んでいましたが、私の知らない間に私の結婚式の日時や式場が決まっていて、村の中でいつも会う人に『おめでとう』と言われていました。なんやろう」(Bさん)
「私は看護師として三勤交代、早出、遅出勤務をしていたら、『あそこの奥さん水商売の人かな、夜出て行ったと思ったら昼間家にいる。旦那さんは昼間っから家でぶらぶらしている。ヒモじゃないか?』と言われていました。
それどころか数年顔を合わせてない奥さんが、以前に比べて痩せた私が旦那と並んでいたら、『この人誰?』と言われ、奥さんいわく『旦那は若い奥さんと再婚した』と思ったらしく、私は死んだことになっていました。田舎って本当にイヤだなと思います」(Cさん)。
氏田「すごいですね!噂が全然違う形で広まるんですね」
筆者も田舎暮らしですが、田舎の噂は怖いです。いっさい何を言われても気にしないか、日ごろから気をつかってみんなに愛想よくするか、悩むところです。
(みず)