北野誠のズバリ

「ご祝儀に3万円も払えない」結婚式を欠席の理由

『北野誠のズバリ』の「大人電話相談室」コーナーでは毎回、大人ならではの人生や恋愛などに対するお悩みに対し、パーソナリティの北野誠が明快に回答を導き出しています。

12月7日の放送では、「ご祝儀に3万円も払いたくない」と決意し、それよりも少ない金額を払ってきたという男性が登場。

ただ、ご本人は「これからもこのままのスタンスで良いのか?」と迷っているそうです。

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ご祝儀に3万円も払えない

電話で番組に相談してきたのは、40代男性のAさん。

Aさんが初めて結婚式に出たのは25歳ごろで、この時はご祝儀として出したのは3千円でした。

結婚したのは、そんなに親しくない派遣アルバイトの先輩。
どうしても出席してほしいと頼まれたものの、当時パチスロにつぎ込んでお金がなく「3千円だけでもいいですか?」と確認の上で出席したそうです。

その後30歳となり後輩の結婚式に出た時は、少し色をつけて5千円。

ご祝儀の一般的な相場は3万円とされているという現状について、北野は「自分が結婚する時もみんなから3万円もらえるから、お互い様やでと思って払ってると思うよ」とコメントしました。

自分もご祝儀はもらわない

ではAさん自身は結婚についてどう考えているのでしょう?

実は現在彼女がいるものの、結婚願望もあまりないために結婚式を挙げようとは考えていません。
そのため、他の人からお祝いをもらうつもりはないスタンス。

もし結婚パーティーを開くとしても、「千円や2千円で参加しやすい、気軽でリーズナブルなものにしたい」との思いもあるようです。

しかし、北野は「レストランウエディングでも、ほとんど料理代やと思って払ってるけどね」と、さすがにそこまで安い金額ではパーティーは開けないのではないかと疑問視。

Aさんは自身が偏食だったり甲殻類が苦手なので、結婚式ならではの豪華なコース料理は不要で、カップラーメンを置いてほしいぐらいなのだそうです。

結婚式出席の断り方

ここまでAさんの話を聞いて、北野は「ご祝儀を払いたくないんやったら、無理して結婚式に出なくてもいいんじゃないの?」とコメント。

少ない金額ながらもご祝儀を払って出席していたAさん。やはり違和感はぬぐえず、今は参加しないと決めているようです。
結婚式の出席を断る時は「宗教上の理由でご祝儀が払えないので」と言っているのだとか。
そのためか、最近は声を掛けられなくなったそうです。

その一方で「本当にこれでいいのか?」という悩みもあり、番組に相談してきたというわけです。

北野「それやったら、そんなに気にしなくてもいいと思うよ。
自分は(祝儀に)価値がないと思ってる人間やったら、そんなんにお金を払う必要もないし、無理に人付き合いを広げなアカンわけでもないから」

彼女の思いには要注意

北野はAさん自身の結婚にあたっては、ひとつ注意する点があるといいます。

北野「彼女と結婚式をする時、向こうの両親から『こういう人を呼ばなアカンのちゃうか?』と言われても、そこは自分の信念で『こういう結婚式をしたいんです、お金をかけたくないんです、ご祝儀を5千円ぐらいで収めたいんです』っていう話を自分でできるんやったら、それでええと思うよ。

ただ、彼女と結婚するなら、彼女が納得する上でやらなアカンことはあると思うけど、それ以外は気にせんでいいんじゃないんですかね」

最後には「心が楽になった」と語るAさんでした。

昔と比べて、親や親戚、職場など周りの人からのプレッシャーが薄れてきた昨今。
その点では、自分の思ったとおりに進みやすい世の中なのかもしれません。
(岡本)
 
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2023年12月07日14時13分~抜粋

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