先月、プロフィギュアスケーター・羽生結弦さんがSNSで離婚を発表しました。
羽生さんは元妻の女性やその親族・関係者に誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道があったと語り、相手の人生に制限がないようにと離婚を決断したとしています。
一方で、Web情報サイト『現代ビジネス』(講談社)によれば、山口県の地元紙が有料会員向けのWeb記事で、9月に元妻の実名を報じていたとのこと。
羽生さんは非公表としていたにも関わらず、なぜ実名を報じたのかについて地元紙の記者が持論を展開しています。
12月2日放送『北野誠のズバリサタデー』では、パーソナリティの北野誠が気になるニュースとして再び取り上げ、角田龍平弁護士とともに持論を展開しました。
羽生結弦さん離婚。続「報道の自由はどこまで許されるのか」問題
事実なので報道しただけ
『現代ビジネス』の取材に答えた地元紙の記者は、羽生さんのファンの方から「羽生さん本人が妻の名前を明かしていないのに、なぜ名前を出すのか?」という苦情が寄せられたことは認めつつ、「我々からすると、なぜ結婚相手の名前を隠すのかまったく理解できません」と持論を展開。
隠す必要がない理由について、「確かに羽生さんは有名人ですが、奥様も地元では有名な方。しかも地元にはよく知る方が多くいて、祝福の声も多数挙がっていた。その事実を報じたまでだ」と断言。
「小さな新聞社ですが人権問題についても重く考えており、掲載前に弁護士さんにも相談している。嘘を書いていれば訂正するが、地元が歓迎している事実を書いただけであり、奥様側からもクレームは来ていない」と付け加えられました。
隠す必要がない理由について、「確かに羽生さんは有名人ですが、奥様も地元では有名な方。しかも地元にはよく知る方が多くいて、祝福の声も多数挙がっていた。その事実を報じたまでだ」と断言。
「小さな新聞社ですが人権問題についても重く考えており、掲載前に弁護士さんにも相談している。嘘を書いていれば訂正するが、地元が歓迎している事実を書いただけであり、奥様側からもクレームは来ていない」と付け加えられました。
隠すことがむしろ失礼!?
また、羽生さんが挙げられた離婚理由に対しては、「田舎に住む我々には、有名な方の感覚はわかりません」と言い切っています。
それに対して角田先生は「わからんのやったら、放っといたれよと思うんですけどね」とピシャリ。
ただ、記者は「元妻の女性も有名人であるし、羽生さんも昔は写真集を盛んに宣伝してましたが、都合の良い時だけメディアを使い、都合が悪ければメディアのせいにする。これはいかがなものか」と、皮肉を込めた発言をされています。
さらに「こそこそするようなことはなく、元妻の女性は立派な方です。隠すことが失礼で、知られたから離婚というのは女性蔑視だ」とも語っていますが、角田先生は「明かすかどうかは、あくまで本人が決めること」と語りました。
離婚という結論に対し、記者は「『男なら最後まで守り抜けよ!』というのが、素直な気持ちです」と怒りも見せましたが、北野は「原因を作ったのが自分のところやという意識がまったく抜けてますよね」と呆れ顔です。
それに対して角田先生は「わからんのやったら、放っといたれよと思うんですけどね」とピシャリ。
ただ、記者は「元妻の女性も有名人であるし、羽生さんも昔は写真集を盛んに宣伝してましたが、都合の良い時だけメディアを使い、都合が悪ければメディアのせいにする。これはいかがなものか」と、皮肉を込めた発言をされています。
さらに「こそこそするようなことはなく、元妻の女性は立派な方です。隠すことが失礼で、知られたから離婚というのは女性蔑視だ」とも語っていますが、角田先生は「明かすかどうかは、あくまで本人が決めること」と語りました。
離婚という結論に対し、記者は「『男なら最後まで守り抜けよ!』というのが、素直な気持ちです」と怒りも見せましたが、北野は「原因を作ったのが自分のところやという意識がまったく抜けてますよね」と呆れ顔です。
情報を開示するか決めるのは誰?
記事を掲載する前に弁護士に相談されたということですが、同じ弁護士として角田先生はどう思われているのでしょうか。
角田先生「勝手に親戚のおっちゃんになった気分で怒ってるようですけど、あくまで有名人にもプライバシーはあるわけで。
自分の情報をどこまで開示するか、隠すかというのは当事者が決めることなんですよ。結婚はめでたいことだとか、自分の中であるんでしょうね」
そして「こういう意識って、年代や性別だけではなく、個人によってまったく考えが違うんですね」と語り、今でもこのような意識があることに驚いている様子でした。
(岡本)
角田先生「勝手に親戚のおっちゃんになった気分で怒ってるようですけど、あくまで有名人にもプライバシーはあるわけで。
自分の情報をどこまで開示するか、隠すかというのは当事者が決めることなんですよ。結婚はめでたいことだとか、自分の中であるんでしょうね」
そして「こういう意識って、年代や性別だけではなく、個人によってまったく考えが違うんですね」と語り、今でもこのような意識があることに驚いている様子でした。
(岡本)
関連記事