現在、池袋サンシャイン水族館では、生き物たちの“怖い”に隠された秘密を紹介する夜間特別営業「TERROR Night Aquarium(テラーナイトアクアリウム)」を開催中です。
10月24日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、先日このテラーナイトアクアリウムを訪れた松原タニシが、恐怖の展示について語りました。
「いちいち怖い」恐怖の仕掛け
池袋サンシャイン水族館で夜間特別営業中の「テラーナイトアクアリウム」。「テラー」というのは「恐怖」という意味。人間が"怖い"と感じる生き物の一面や特徴を紹介しています。
入口のポスターから始まり、赤を基調とした照明、BGMに至るまで、恐怖を助長する仕掛けが満載。
テラーナイトアクアリウムの紹介パネルも、ホラー漫画家の伊藤潤二さんのようなタッチで描かれているなど、松原いわく「いちいち怖かった」そうです。
入ってすぐのところにあるのは、人喰い魚「ピラニア」の展示。水槽の中にはなぜか、頭蓋骨の模型が展示されていたといいます。
人間の内臓を食らうナマズ
松原が感動したのは、アマゾン最強の人喰いナマズ「カンディル」の展示。
その昔、ムツゴロウさんが「ピラニアよりね、カンディル怖いですね」と言っていたのを覚えているというのです。
「何が怖いっていうとですね、カンディルは人間の穴という穴から入り込んで、全部中身食っちゃうんですね」と、ムツゴロウさんのモノマネで解説する松原。
えらが弁のようになっているため身体の中に一度入ってしまうと戻らず、どんどん奥に入って内臓をむさぼり食べるという、恐ろしいナマズです。
集合体恐怖症は注意!
そして、力が強いことで知られる最強のハードパンチャー「シャコ」。
飼育員さんがシャコを持って、壁に向かってパンチをさせる映像が流れているそうです。
「のぞいて見てください。ただし集合体恐怖症の方はご注意」という注意書きがされているのは「のぞき穴」のパネル。そこにいたのは「コモリガエル」というカエルでした。
何百、何千という卵を背中に抱えて子守をしているカエルですが、その卵のブツブツが「めちゃくちゃ気持ち悪い」と松原。
それはまるで蓮の実の穴のような気持ち悪さだったそうです。
タニシをかみ砕くトカゲ
そんな松原が最も怖いと感じたのは、水辺に潜む怪ハンター「ガイアナカイマントカゲ」のVTR。それはまさに「タニシをかみ砕く」映像でした。
顎が強いガイアナカイマントカゲが、貝殻ごとタニシをボリボリ食べる5秒ほどの映像が延々と流れる様子に恐怖を感じてしまったといいます。タニシだけに。
ある意味怖いのは、「不老不死ベニクラゲ」。成長して繁殖を繰り返したあとで、ポリプという幼生の状態に若返り、永遠の命を得ている生物です。
エイリアンのモデルになった「ガンギエイ」。お腹の部分がまるで『プレデター』の顔のようです。よりエイリアンっぽい有明海の「ワラスボ」もいます。これは乾燥させた状態のものが非常に恐怖だといいます。
かわいいのに実は怖いカワウソ
「ゴブリンシャーク」とも呼ばれる「ミツクリザメ」は、口の中からもう1つの口が出てくる深海魚。
かわいいのに実は怖いのが「コツメカワウソ」。顎の力が強いため、噛まれてボロボロになった飼育員さんのシャツや長靴が展示されています。
こちらのカワウソは、AKBのような「総選挙」があるほどそのかわいらしさで人気ですが、実は怖い生物だということです。
とにかくいろいろな「怖さ」に特化した展示が楽しめる池袋サンシャイン水族館の「テラーナイトアクアリウム」は、11月26日(日)まで。営業時間は18時15分~21時(最終入場は20時まで)です。
(minto)
北野誠のズバリ
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2023年10月24日15時25分~抜粋