北野誠のズバリ

激しい雨では使えない?ハイブランドの傘を持つたったひとつの理由

7月26日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「どうなっとるの?」には、納得がいかないことや、不思議に思ったことについてのおたよりが寄せられました。

リスナーAさんが「どうなっとるの?」と思ったのは、彼女に贈ったハイブランドの傘。高額なその傘を購入する際に、なんとも理不尽なことを店員から言われたというのです。

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“カ”から始まるハイブランドの傘

「学生時代、彼女に“カ”から始まるハイブランドの晴雨兼用の傘をプレゼントしました。確か5万円ぐらいしたはずです」(Aさん)

奮発したAさん。しかしショップでラッピングをしてもらっている時、Aさんは店員のお姉さんから信じられない一言を聞いたのです。

「『すみませんお客様、これ激しい雨では使わないでくださいね』。えっ?どういうこと?5万円の傘なのに、激しい雨では使えない。どうなってんの?軽い衝撃を受けました」(Aさん)

一体どういうことなのでしょうか。

この5万円はなんの5万円?

「この5万円はあくまでも、機能的なものではないんですよね」「ブランドライセンス」と、北野誠と松岡亜矢子はこの悲しい現実に納得の様子。

原武之弁護士も「高級時計、いつも思いますもんね。ネジを巻かなきゃいけない。なんて機能的じゃないんだと」と、うなだれます。

北野「高いものは機能的じゃないんですよ。ハイブランドの晴雨兼用なんて、持ってることが大事であって、差すためのものじゃないんですよ!!」

つまり、ハイブランドの傘はあくまでも「見栄」のためのもの。「あんな高い傘を持ってるんだ」と思われることで、その役割ははたしているというのです。

コンビニ傘で守られる傘

原弁護士「雨が降ったら?」

北野「雨ダメ、雨ダメ!コンビニでビニール傘買わんと。しかも70センチの傘、あれが一番ええ。70センチのコンビの傘で、ブランドの傘を守るわけですから。濡れたらあかんから」

コンビニの傘で雨から守られるブランド傘。なんだかもう訳が分かりません(笑)

松岡「風なんかでひっくり返ろうものなら、もう恐ろしい」

原弁護士「よくわからないですけどねー」

つまりハイブランドの傘は「晴雨兼用」といいつつ、あくまでも「日傘」。ファッションの一部に過ぎません。鞄からブランドのロゴがちらっと見えることがステータスなのです。

何も出てこないガチャ

続いての「どうなっとるの?」はこちら。

「どうなっとるの?と言えば、この間ショッピングモールでやった“ガチャ”です。奥さんが買い物している間、暇つぶしに店内をぶらぶらしていたら、お気に入りのガチャを見つけたので、早速やることにしました」(Bさん)

しかし、何度チャレンジしてもBさんが欲しいガチャは出てきません。イライラしながらムキになって続けたものの、やはり出てこなかったのです。

「そんなときに買い物を終えた奥さんが近寄ってきて、『さっきから見とったけど、みっともないからもうやめて!』と言われ、あえなく撃沈しました」(Bさん)

2,000円近くつぎ込んだにも関わらず、何の成果もなかったという悲しい報告でした。

「ラルフローレン」のネギ?

ガチャ好きの松岡が最近注目しているのは、「ネギ袋」ガチャ。

松岡「エコバッグに入れると、ネギって頭が出ちゃいますね。ネギを入れる専用のエコバックがガチャで売ってるんです」

北野「お前さ、ネギはエコバックに入れた時の出てる先に『ポロ ラルフローレン』って書いとかな」

ブランド傘ならぬ、ブランドネギ?

北野「もしポロ ラルフローレンが嫌やったら、普通のネギやけど『九条ネギ』と」

原弁護士「ネギブランドを強調するわけですね。“特選”とか書いておいて」

北野「『京野菜の特選九条ネギ』」

人間、やろうと思えばネギでもマウントを取れる?というお話でした。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2023年07月26日14時27分~抜粋

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