ベストセラー『事故物件怪談 恐い間取り』でもおなじみ、事故物件住みます芸人の松原タニシ。
実は松原、事故物件に住むようになってから「寝ている間に物を食べてしまう」という問題を抱えていました。
5月30日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、この「寝食べ」に悩む松原が、検査入院した時の様子について語りました。
松原の「寝食べ」は病気なのか、はたまた幽霊のしわざなのでしょうか。
病気?それとも幽霊のしわざ?寝ている間に物を食べる「寝食べ」を検証
睡眠呼吸障害クリニックを受診
『北野誠のおまえら行くな。』の配信中などで、夜中に急に起きた松原が、アーモンドチョコや冷蔵庫のものを食べる様子がとらえられていました。
「一体これは何なのか?」と悩んだ松原は、睡眠呼吸障害クリニックを訪れることに。
念のため先生に幽霊の可能性も伝えた上で、検査をすることになりました。
まずは「食べている最中の夢を覚えていますか?」という質問から。
松原は覚えていないものの、実際はうっすら起きてる時もあったというのです。
松原「何か食べてるなと思いつつ、朝起きたら、食べかけてたものが全部なくなっていたとか」
もう1つは「いびきはよくかきますか?」という質問。
生配信の時の動画では大きないびきをかいていたので、「かくこともありますね」と答えたそうです。
「一体これは何なのか?」と悩んだ松原は、睡眠呼吸障害クリニックを訪れることに。
念のため先生に幽霊の可能性も伝えた上で、検査をすることになりました。
まずは「食べている最中の夢を覚えていますか?」という質問から。
松原は覚えていないものの、実際はうっすら起きてる時もあったというのです。
松原「何か食べてるなと思いつつ、朝起きたら、食べかけてたものが全部なくなっていたとか」
もう1つは「いびきはよくかきますか?」という質問。
生配信の時の動画では大きないびきをかいていたので、「かくこともありますね」と答えたそうです。
レム睡眠行動障害とは
夢を見ている状態「レム睡眠」の時には、身体は絶対に動かないといいます。
松原「本来人間の脳は、レム睡眠の時は筋肉をだら~っとさせてる。なのに動くっていうことは、この筋肉をだらんとさせる機能が、バカになってるということになります」
これは高齢者に多い「レム睡眠行動障害」という病気です。
まずは「睡眠時無呼吸症候群」の疑いをチェックします。この場合は眠りが浅くなるため、覚醒状態と睡眠状態を繰り返します。睡眠時無呼吸症候群の人は、この時に欲求を抑えることができなくなってしまう人が多いそうです。
松原「中には自分で料理をして食べて。朝、目が覚めたらフライパンを使った形跡があるっていう人もいるらしい」
松原「本来人間の脳は、レム睡眠の時は筋肉をだら~っとさせてる。なのに動くっていうことは、この筋肉をだらんとさせる機能が、バカになってるということになります」
これは高齢者に多い「レム睡眠行動障害」という病気です。
まずは「睡眠時無呼吸症候群」の疑いをチェックします。この場合は眠りが浅くなるため、覚醒状態と睡眠状態を繰り返します。睡眠時無呼吸症候群の人は、この時に欲求を抑えることができなくなってしまう人が多いそうです。
松原「中には自分で料理をして食べて。朝、目が覚めたらフライパンを使った形跡があるっていう人もいるらしい」
寝ている間に揚げ物完成
これを聞いた松原が思い出したのは、松竹芸能の先輩の宮崎げんきさん。
松原「あの人よく、寝てる間に揚げ物が揚がってるらしいんですよ。料理を作った覚えがないと。めちゃくちゃ怖いじゃないですか」
これは睡眠時遊行症、いわゆる「夢遊病」。睡眠時無呼吸症候群の方や、こどもにも多いそうです。
冷蔵庫から生肉をむさぼっているこどもは「キツネに取り憑かれた」「イヌに取り憑かれた」といわれることもありましたが、これは完全に夢遊病だといいます。
松原「あの人よく、寝てる間に揚げ物が揚がってるらしいんですよ。料理を作った覚えがないと。めちゃくちゃ怖いじゃないですか」
これは睡眠時遊行症、いわゆる「夢遊病」。睡眠時無呼吸症候群の方や、こどもにも多いそうです。
冷蔵庫から生肉をむさぼっているこどもは「キツネに取り憑かれた」「イヌに取り憑かれた」といわれることもありましたが、これは完全に夢遊病だといいます。
枕元に好物をセット
松原は一晩検査入院をして「睡眠ポリグラフ検査(PSG)」を受けることになりました。
頭、頬、心臓など身体中にセンサーを付け、脳波、眼球運動、心電図、呼吸、いびきの様子を検査技師の方が一晩中モニターでチェックする検査です。
包帯グルグル巻きの状態ですが、普段座椅子や寝袋で寝ている松原には病院のベッドが快適で、気持ちよく眠れたといいます。
「寝食べ」の状況を作るべく、枕元にはカロリーメイト、ぬれおかき、アーモンドチョコなどをセット。睡眠は夜10時から朝6時まで。
「あっ、何か食べたい」と一度夜中に目覚めた松原でしたが、「いま検査入院してる最中だった」と我に返りました。
「何かあったらナースコール押してください」と言われていたことを思い出して、検査技師の人を呼び、「いま起きて何か食べようとしてました」と申告。これもデータに残してもらえることになったそうです。
起きたのはこの1回のみで、この日は「寝食べ」することなく朝を迎えました。
頭、頬、心臓など身体中にセンサーを付け、脳波、眼球運動、心電図、呼吸、いびきの様子を検査技師の方が一晩中モニターでチェックする検査です。
包帯グルグル巻きの状態ですが、普段座椅子や寝袋で寝ている松原には病院のベッドが快適で、気持ちよく眠れたといいます。
「寝食べ」の状況を作るべく、枕元にはカロリーメイト、ぬれおかき、アーモンドチョコなどをセット。睡眠は夜10時から朝6時まで。
「あっ、何か食べたい」と一度夜中に目覚めた松原でしたが、「いま検査入院してる最中だった」と我に返りました。
「何かあったらナースコール押してください」と言われていたことを思い出して、検査技師の人を呼び、「いま起きて何か食べようとしてました」と申告。これもデータに残してもらえることになったそうです。
起きたのはこの1回のみで、この日は「寝食べ」することなく朝を迎えました。
深い眠りは全体のわずか0.3%
後日、データを検証することに。呼吸のグラフでわかったことは、「ギリ無呼吸症候群」ということ。
1時間に5回以上呼吸が止まったり、呼吸がしにくい状態であれば「無呼吸症候群」ですが、松原は「5.1回」のボーダーライン。これは「あまり気にしなくてもいい」ということでした。
脳波のグラフでわかったことは、「深い眠りが1回だけ」ということ。
本来、睡眠全体の7~8%は深い眠りのはずですが、松原は「0.3%」。これはあまりにも少なすぎる数字です。
脳が起きている覚醒状態は、1時間で15回までが正常ですが、松原は「20回以上」。こちらもやや多めという結果でした。
1時間に5回以上呼吸が止まったり、呼吸がしにくい状態であれば「無呼吸症候群」ですが、松原は「5.1回」のボーダーライン。これは「あまり気にしなくてもいい」ということでした。
脳波のグラフでわかったことは、「深い眠りが1回だけ」ということ。
本来、睡眠全体の7~8%は深い眠りのはずですが、松原は「0.3%」。これはあまりにも少なすぎる数字です。
脳が起きている覚醒状態は、1時間で15回までが正常ですが、松原は「20回以上」。こちらもやや多めという結果でした。
事故物件によって好みが変わる?
松原が最も他の人と違うのは、「レム睡眠が4回あり、この間に筋肉が何回も動いていた」ということ。
本来は動くはずのない筋肉の機能の、“たが”が外れているというのです。
結果、先生から「夢遊病でもある睡眠関連摂食障害の診断は出ると思う。ただ、これが出た上で、レム睡眠中に筋肉が動いているのがおかしいので、レム睡眠行動障害の疑いもある」と診断されたそうです。
つまり、松原は2つの病気を抱えているということ。これは珍しいことのようです。原因はわかりませんが、どちらも寝ている間に動いてしまう病気です。
松原がひとつ気になることは、住む事故物件によって好みが変わっていくということ。
松原「おばあちゃんが亡くなったところでは、おかきが好きだったり」
幽霊が松原の病気に拍車をかけている可能性も?あるのでしょうか。
(minto)
本来は動くはずのない筋肉の機能の、“たが”が外れているというのです。
結果、先生から「夢遊病でもある睡眠関連摂食障害の診断は出ると思う。ただ、これが出た上で、レム睡眠中に筋肉が動いているのがおかしいので、レム睡眠行動障害の疑いもある」と診断されたそうです。
つまり、松原は2つの病気を抱えているということ。これは珍しいことのようです。原因はわかりませんが、どちらも寝ている間に動いてしまう病気です。
松原がひとつ気になることは、住む事故物件によって好みが変わっていくということ。
松原「おばあちゃんが亡くなったところでは、おかきが好きだったり」
幽霊が松原の病気に拍車をかけている可能性も?あるのでしょうか。
(minto)
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