かつてお土産にもらったクッキーやチョコレートと言えば、缶に入っていていたものです。
缶を捨てるのがもったいなく感じ、中身が食べ終わったら何かよくわからないものを入れたりして、入れ物として使ったものでした。
最近はいろいろなデザインの缶が出てきて、女性誌に取り上げられるなどブームになっているようです。
5月15日放送『北野誠のズバリ』では、パーソナリティの大橋麻美子がお菓子缶について注目してみました。
空前のブーム到来!お菓子缶の世界
お菓子缶が人気に
お菓子缶を1,000缶以上も集めているという主婦、中田ぷうさんは『マツコの知らない世界』(TBS系)に出演して話題となりました。
その中田さんの著書『素晴らしきお菓子缶の世界』(光文社)では、500以上ものお菓子缶が紹介されています。
中田さんがお菓子缶を集めたきっかけは、3歳の頃にチャームスという飴の缶がかわいいと思ったことだそうで、今でも週に1度のデパ地下パトロールが欠かせないそうです。
お菓子の入った缶というと、ちょっと値段がお高い感じがしますが、缶に入っているだけでなんだか高級なお菓子のイメージがあります。
北野も「ゆかり(名古屋のえびせんべい)の黄金缶もカッコええ」と語りました。
その中田さんの著書『素晴らしきお菓子缶の世界』(光文社)では、500以上ものお菓子缶が紹介されています。
中田さんがお菓子缶を集めたきっかけは、3歳の頃にチャームスという飴の缶がかわいいと思ったことだそうで、今でも週に1度のデパ地下パトロールが欠かせないそうです。
お菓子の入った缶というと、ちょっと値段がお高い感じがしますが、缶に入っているだけでなんだか高級なお菓子のイメージがあります。
北野も「ゆかり(名古屋のえびせんべい)の黄金缶もカッコええ」と語りました。
最初に缶に入れていた物は?
ここで『素晴らしきお菓子缶の世界』を元に、お菓子缶のルーツについて紹介してみました。
もともとはイギリスのビクトリア王朝時代からスタートしていて、焼き菓子を保存するための入れ物として使われていましたが、次第に装飾などが施され、おみやげ用のお菓子缶が作られるようになりました。
1980年代になると海外旅行が一般の人にも浸透するようになり、ヨーロッパではお土産用のお菓子缶が盛んに作られるようになりました。
一方、日本での缶の始まりは、1871年(明治4年)イワシの油漬けで、お菓子ではありませんでした。
そして湿気を防ぐためということで、海苔に使われるようになりましたが、今のお菓子缶と比べて溶接がしっかりしていて、できるだけ湿気が入らないような工夫がなされていました。
その後、日本でも昭和の後期にお菓子の缶が出てくるようになり、特にお中元やお歳暮などでYOKU MOKUやモロゾフなどのお菓子缶に人気が出るようになりました。
今と比べて家族の人数も多かったため、量の多く入った缶タイプが人気だったようです。
もともとはイギリスのビクトリア王朝時代からスタートしていて、焼き菓子を保存するための入れ物として使われていましたが、次第に装飾などが施され、おみやげ用のお菓子缶が作られるようになりました。
1980年代になると海外旅行が一般の人にも浸透するようになり、ヨーロッパではお土産用のお菓子缶が盛んに作られるようになりました。
一方、日本での缶の始まりは、1871年(明治4年)イワシの油漬けで、お菓子ではありませんでした。
そして湿気を防ぐためということで、海苔に使われるようになりましたが、今のお菓子缶と比べて溶接がしっかりしていて、できるだけ湿気が入らないような工夫がなされていました。
その後、日本でも昭和の後期にお菓子の缶が出てくるようになり、特にお中元やお歳暮などでYOKU MOKUやモロゾフなどのお菓子缶に人気が出るようになりました。
今と比べて家族の人数も多かったため、量の多く入った缶タイプが人気だったようです。
エンボス加工の缶にウットリ
時代も変わって缶は必ずしも大きな物ではなくなり、最近ではバレンタインデーにチョコを入れて渡すなど、小さな缶が主流となっています。
また、昔とは異なる形状の缶もあり、最近ではエンボス加工を施した缶も人気を博しています。
これは缶の表面に文字や模様などを立体的に浮かび上がらせることによって、カッコよさが増しています。
お菓子缶を作るとなると、今までは何千ロットという数で作らなければいけませんでしたが、大阪製罐さんでは街のお菓子屋さんでも使えるようにと、既成缶であれば50ロットからでも専用サイトで注文を受けているそうです。
ちなみに大橋麻美子が欲しいと思っているお菓子缶はカフェタナカさんの『REGAL DE CHIHIRO(レガルドチヒロ)』。
デパートが開店する10時のオープン前ですでに並んでいる状態。11時に行ったところ、すでに売り切れていたそうです。
(岡本)
また、昔とは異なる形状の缶もあり、最近ではエンボス加工を施した缶も人気を博しています。
これは缶の表面に文字や模様などを立体的に浮かび上がらせることによって、カッコよさが増しています。
お菓子缶を作るとなると、今までは何千ロットという数で作らなければいけませんでしたが、大阪製罐さんでは街のお菓子屋さんでも使えるようにと、既成缶であれば50ロットからでも専用サイトで注文を受けているそうです。
ちなみに大橋麻美子が欲しいと思っているお菓子缶はカフェタナカさんの『REGAL DE CHIHIRO(レガルドチヒロ)』。
デパートが開店する10時のオープン前ですでに並んでいる状態。11時に行ったところ、すでに売り切れていたそうです。
(岡本)
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