北野誠のズバリ

いまオトナに大人気!ラムネ菓子の意外な効能

お菓子のラムネというと、こどもの頃は食べていたけれど、大人になって口にしなくなった人も多いでしょう。

ところが最近、一部の大人たちの間でラムネ菓子が人気となっているそうです。

Web情報サイト『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)によれば、その定番商品・森永製菓「ラムネ」は昨年約34億粒も売り上げたのだそうです。

4月24日放送『北野誠のズバリ』では、今年で発売から50年を迎えた森永のラムネに注目。

最近よく食べるようになったというパーソナリティの北野誠を中心に、大橋麻美子と高校野球大好き芸人のかみじょうたけしの3人がその魅力を語りました。

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今年で発売から50年

ラムネ菓子というと、小学生までは食べていたけれど、中学あたりから卒業し、大人になってスーパーなどで見かけて懐かしく思うという方も多いでしょう。
そのラムネ菓子がなぜ今、大人にウケているのでしょうか?

森永製菓のラムネというと、ラムネの瓶の形をした小さな青っぽい容器が浮かびますが、最近はパック詰めされた大粒の商品も販売されています。

1973年(昭和48年)に初めて発売した際は、砂糖をメインとした原料で硬めのお菓子でしたが、森永製菓では飲料のラムネの味わいを再現しようと、ブドウ糖がメインの原料にし、ほどよい硬さと口どけの良さを両立させて、他の商品と差別化を図ったそうです。

現在の森永製菓「ラムネ」の一番の売りは、ブドウ糖90%配合ということ。
実はこのことが、大人にウケた理由となっているのです。

大人にブレイクした理由

大人の間で森永製菓のラムネが流行りはじめたのは2014年頃。
ブドウ糖がSNSで取り上げられるようになり、「お酒を飲んだ後に森永ラムネを食べるとスッキリする」ということが拡散されたため。

ブドウ糖がたくさん含まれている森永ラムネは一気に大人のお菓子へと変貌しました。

そこで森永製菓では従来のブドウ糖にウコンエキス、ビタミンB1を配合した「ラムネのチカラ」という商品を発売しました。
黄色っぽいパッケージに「ウコン」と「ビタミンB1」の成分がアピールされていたのですが、残念ながら短命に終わってしまったそうです。

なんとなくウコンを配合しているというイメージで、あまりおいしく感じなかったのかもしれません。

東大生も認めるラムネ

ウコンで失敗したものの、2018年に大粒にしたラムネを発売したところ、これがヒット。

「脳が疲れた時にはブドウ糖がいい」と言われますが、東大生協駒場購買部の駄菓子売り場ではラムネの売り場を広げています。
東大生が集中したい時にラムネを食べると良いということからも人気を博しているそうです。

昔はデスクワーク中、眠気覚ましにガムを噛むのが一般的でしたが、ガムの売り上げが低下する中、今後はラムネに取って代わるかもしれませんね。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2023年04月24日13時15分~抜粋

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