北野誠のズバリ

目からウロコ!中華料理をおいしく作るために、やっちゃいけないこと

グルメのジャンルの1つとして人気を集めている町中華。
家で再現しようと思ってもなかなか真似のできない味です。

4月11日のCBCラジオ『北野誠のズバリ』「佐藤実絵子の世界まるみえこ」コーナーでは、パーソナリティの佐藤実絵子が、家で作る料理がおいしくなるという雑誌を紹介しました。

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料理好きにおすすめの雑誌

その雑誌とは『オレンジページCooking』(株式会社オレンジページ刊)で、主婦の間では広く知られている『オレンジページ』の姉妹本です。

『オレンジページ』では、普段の献立に役立つように時短料理や節約料理などが紹介されていますが、『オレンジページCooking』では手間暇をかけた料理が特集されており、本格的な料理を作るのが好きな方におすすめです。

『オレンジページCooking』は季刊で毎号テーマがあり、現在発売されているのが『2023オレンジページCooking野菜』。

春に合わせて「野菜」がテーマとなっていて、特集は「劇的においしい、野菜の食べ方。」です。

その中で佐藤が特に注目したのが「野菜を食べる町中華」で、料理家の今井亮さんがごはんに合う町中華のレシピを公開しています。

炒めない炒め物!?

さらにこの記事では、レシピだけではなく、町中華をおいしく作るコツが紹介されています。

お店で出るような中華料理が作れない理由のひとつに挙げられるのが「家庭用コンロでは火力が弱い」ということ。
この本では逆に、火力が弱くてもおいしく作れる方法が紹介されています。

最大のポイントは、なんと「炒めないこと」。
もちろん、炒め物を食卓に出さないという意味ではありません。

その極意は3つあり、1つ目は肉をごちゃごちゃ炒めずにフライパンで焼くこと。
焼肉のように片面ずつしっかり焼くと、炒める時よりもきちんと火が通るそうです。

次に野菜を入れる際は、肉と混ぜて炒めようとしないこと。
全体に油を回らせて絡めるだけでいいそうです。
野菜炒めというよりも、焼き野菜といった感じですね。

最後のソースがポイント

そして3つ目、調味料を入れる際は、まずフライパンのどちらか片方にお肉や野菜を寄せて空き場所を作ります。

空けたスペースにソースを入れ、これもまた何も触りません。

そうするとソースがぐつぐつと泡を立てて煮えてきますが、そこで1回だけ混ぜておしまい。

お肉や野菜とソースの両方が熱い状態になって初めて合わせないと温度が下がってしまい、さらに炒めている間に野菜から水分が出てきてべちゃべちゃになってしまうことで、味も薄まってしまいます。

混ぜれば混ぜるほど炒めている感が出ておいしくなるのかと思いきや、家庭用コンロでは逆効果だったようです。

実際に佐藤が試してみたところ、今までで一番上手に作れたそうで、特にベチャベチャ感がなくなったそうです。

その他にもニンジンだけの春巻などレシピもおいしいものが紹介されていて、佐藤はあらためてお勧めしました。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2023年04月11日14時45分~抜粋

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