3月21日放送『北野誠のズバリ』では、ゲストに春やすこさんが登場。
80年代の漫才ブームの時に人気を博し、現在は『陸王』(TBS系)や『カムカムエヴリバディ』(NHK総合)などに出演、女優として活躍されています。
北野が所属する事務所の先輩で旧知の仲という春さんですが、実は長い間自宅で父親と母親の介護を行い、さまざまな苦労や経験を重ねられたそうです。
この日の放送では、春さんが介護を通じてわかったことや、がんばりすぎない「ズボラ介護」などについて語りました。
ここでは、番組に届いた介護の経験に関するおたよりを紹介します。
介護サービスに抵抗を感じる親…どうやって対応すれば良い?
介護ではケアマネさんが重要
介護にはさまざまな種類がありますが、自宅から通って利用するのがデイサービス。
サービスを初めて利用する際に、家族は結構苦労するそうです。
「私の母は最後までデイサービスに行くのを嫌がりました。
なぜなら、こども扱いされるからだそうで、ちゃん付けで呼ばれるのがすごく嫌だったみたいです。私も親しくない人にはちゃん付けでは呼ばれたくないですから。
しかし、私1人での入浴は無理でしたので、週3回お風呂に入りに行くという名目を作り、半ば強制的にデイサービスを利用しました。
(中略)夫の知り合いのケアマネさんにはずいぶん気を遣ってもらい、気も合ったので良かったです。
ケアマネさんがちょっと違うと思ったら変更できますので、親身になってくれるケアマネさんを見つけることが、介護をする側のケアになるのではないでしょうか」(Aさん)
ケアマネさんとはケアマネージャーのことで、介護サービスの計画や調整を行う方なのですが、担当の方によって受ける介護が変わってくるようです。
春さん「ケアマネさんも、例えばベッドのマットの柔らかさとか硬さとかどうですかって気を遣って聞いてくれますもんね」
硬さの違うマットを何度か持って来てもらって良い物を選ぶ、といった要望を聞いてくれることもあるようです。
サービスを初めて利用する際に、家族は結構苦労するそうです。
「私の母は最後までデイサービスに行くのを嫌がりました。
なぜなら、こども扱いされるからだそうで、ちゃん付けで呼ばれるのがすごく嫌だったみたいです。私も親しくない人にはちゃん付けでは呼ばれたくないですから。
しかし、私1人での入浴は無理でしたので、週3回お風呂に入りに行くという名目を作り、半ば強制的にデイサービスを利用しました。
(中略)夫の知り合いのケアマネさんにはずいぶん気を遣ってもらい、気も合ったので良かったです。
ケアマネさんがちょっと違うと思ったら変更できますので、親身になってくれるケアマネさんを見つけることが、介護をする側のケアになるのではないでしょうか」(Aさん)
ケアマネさんとはケアマネージャーのことで、介護サービスの計画や調整を行う方なのですが、担当の方によって受ける介護が変わってくるようです。
春さん「ケアマネさんも、例えばベッドのマットの柔らかさとか硬さとかどうですかって気を遣って聞いてくれますもんね」
硬さの違うマットを何度か持って来てもらって良い物を選ぶ、といった要望を聞いてくれることもあるようです。
介護サービスを受けたくない理由
電車で席を譲られたくないのと同じことなのかどうかわかりませんが、介護のサービスを「利用したくない」と拒絶するケースがあります。
しかし、家族からすると利用してほしいので困っているという方は少なくないようです。
「(介護の経験について)やすこさんの一生懸命さがよく伝わってきました。
うちの80代の母はプライドがめちゃくちゃ高いので『介護や公共の世話にはなりたくない』と言って困ります。
これはどうすればいいのでしょうか?」(Bさん)
春さん「でもせっかくお金を今まで(介護保険で)払っててんから、(介護サービスを)使わな損やよねって、関西人はそうなんですけどね(笑)」
また、介護を利用しているのを他人に見られるのも恥ずかしい、という心理もあるようです。
しかし、家族からすると利用してほしいので困っているという方は少なくないようです。
「(介護の経験について)やすこさんの一生懸命さがよく伝わってきました。
うちの80代の母はプライドがめちゃくちゃ高いので『介護や公共の世話にはなりたくない』と言って困ります。
これはどうすればいいのでしょうか?」(Bさん)
春さん「でもせっかくお金を今まで(介護保険で)払っててんから、(介護サービスを)使わな損やよねって、関西人はそうなんですけどね(笑)」
また、介護を利用しているのを他人に見られるのも恥ずかしい、という心理もあるようです。
他人を家に入れたくない心理
母親が介護サービスの利用に抵抗している、という投稿が寄せられました。
「私は60代で、90代近い母親が1人暮らしですが、今さらながら母親の外面がいいことに困っています。
母が結婚して家に誰もいなかったので、他人を家に入れることをまず嫌がります。
そして働いたことがないので、集団生活をするのが嫌だということがよくわかります。
デイサービスやケアマネさん、ましてや他人が家に入ってくることもダメでした。
無理矢理デイサービスに行かせると、私宛てに5分刻みで電話がかかって来たのですが、私がその電話を放置したのが良かったと思います」(Cさん)
週に何度も人に来られる、家の中を見られることに抵抗があるという方は、少なくありません。
春さん「女の人って、例えば業者さんに掃除を頼む時、(業者が来る前に)自分で掃除するっていうのがあるよね(笑)あんまり汚してると恥ずかしいから」
また前述の「ちゃん呼び」が嫌というお話ですが、今はあらかじめ言っておくと対応していただけることもあるそうですので、コミュニケーションが大事なようです。
ちなみに北野は、逆に「北野さん」と呼ばれると距離を感じるので、「まこっちゃん」と呼ばれる方がいいとのこと。
介護のサービスも他の接客業と同じく、人それぞれの対応が必要なようです。
(岡本)
「私は60代で、90代近い母親が1人暮らしですが、今さらながら母親の外面がいいことに困っています。
母が結婚して家に誰もいなかったので、他人を家に入れることをまず嫌がります。
そして働いたことがないので、集団生活をするのが嫌だということがよくわかります。
デイサービスやケアマネさん、ましてや他人が家に入ってくることもダメでした。
無理矢理デイサービスに行かせると、私宛てに5分刻みで電話がかかって来たのですが、私がその電話を放置したのが良かったと思います」(Cさん)
週に何度も人に来られる、家の中を見られることに抵抗があるという方は、少なくありません。
春さん「女の人って、例えば業者さんに掃除を頼む時、(業者が来る前に)自分で掃除するっていうのがあるよね(笑)あんまり汚してると恥ずかしいから」
また前述の「ちゃん呼び」が嫌というお話ですが、今はあらかじめ言っておくと対応していただけることもあるそうですので、コミュニケーションが大事なようです。
ちなみに北野は、逆に「北野さん」と呼ばれると距離を感じるので、「まこっちゃん」と呼ばれる方がいいとのこと。
介護のサービスも他の接客業と同じく、人それぞれの対応が必要なようです。
(岡本)
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