『北野誠のズバリ』火曜日のコラムコーナーでは、松原タニシが実際に体験してきたことを報告しています。
3月14日の放送では、静岡に点在する謎のスポットと奇祭を取り上げました。
静岡・藤枝で行われる奇祭「神ころばし」にビックリ!
恐怖!?鎌がくくりつけられている社
静岡には焼津というマグロ漁港としても有名な港があります。
その地名の由来はヤマトタケルノミコトが草薙の剣を使って葦をなぎ倒し、火を放って賊集たちから難を逃れたためと言われています。
その焼津にあるのが、高崎成沢の滝不動ですが、謎なのは鎌が多数あるということ。
社には鎌がいくつもくくりつけられていて、しかもそれがすべて左利きのもの。
神様は左利きだからという説と、ヤマトタケルノミコトの双子の兄弟であるオオウスノミコトが左利きだからという説があるそうです。
また、愛知県には猿投(さなげ)神社というところがあり、こちらにも左利きの鎌が奉納されているそうですが、猿投神社の御祭神はオオウスノミコト。
何か関係があるのかもしれません。
その地名の由来はヤマトタケルノミコトが草薙の剣を使って葦をなぎ倒し、火を放って賊集たちから難を逃れたためと言われています。
その焼津にあるのが、高崎成沢の滝不動ですが、謎なのは鎌が多数あるということ。
社には鎌がいくつもくくりつけられていて、しかもそれがすべて左利きのもの。
神様は左利きだからという説と、ヤマトタケルノミコトの双子の兄弟であるオオウスノミコトが左利きだからという説があるそうです。
また、愛知県には猿投(さなげ)神社というところがあり、こちらにも左利きの鎌が奉納されているそうですが、猿投神社の御祭神はオオウスノミコト。
何か関係があるのかもしれません。
おじいさんがピンチ!?になる奇祭
そして焼津の近く、藤枝市にある若宮八幡宮では、「神ころばし」という神事が行われているそうで、松原にとって衝撃の内容だったそうです。
焼津にも「神ころばし」という神事があり、こちらは赤ちゃんを3回横に転がして、泣き声が大きければ大きいほどすくすく育つというものです。
よくローカルニュースで報じられる赤ちゃん相撲などのように、ほほえましいものですが…。
対する藤枝市の若宮八幡宮の「神ころばし」は、村のおじいさんが神様の役となり、若い衆がふんどし一丁でそのおじいさんをむしろでくるみ、何度も転がすという内容。
知らない人が見ると警察に通報しそうな危ない光景ですが、それが3年に一度行われているそうです。
また、「神ころばし」とセットになっているのが「七十五膳」という神事。
こちらはたくさんのお供え物をお膳に盛り、そのお膳を運びながらおじいさんも転がすという、カオスな状況となっています。
松原は「人身御供(ひとみごくう)的な感じなんですかね」という感想を持ったようです。
なお、今年は3年に一度の当たり(!?)年で、9月の第2日曜に行われるとのことです。
ちなみに9年前の写真で転がされたおじいさんは、身体が強そうに見える方だったそうです。
焼津にも「神ころばし」という神事があり、こちらは赤ちゃんを3回横に転がして、泣き声が大きければ大きいほどすくすく育つというものです。
よくローカルニュースで報じられる赤ちゃん相撲などのように、ほほえましいものですが…。
対する藤枝市の若宮八幡宮の「神ころばし」は、村のおじいさんが神様の役となり、若い衆がふんどし一丁でそのおじいさんをむしろでくるみ、何度も転がすという内容。
知らない人が見ると警察に通報しそうな危ない光景ですが、それが3年に一度行われているそうです。
また、「神ころばし」とセットになっているのが「七十五膳」という神事。
こちらはたくさんのお供え物をお膳に盛り、そのお膳を運びながらおじいさんも転がすという、カオスな状況となっています。
松原は「人身御供(ひとみごくう)的な感じなんですかね」という感想を持ったようです。
なお、今年は3年に一度の当たり(!?)年で、9月の第2日曜に行われるとのことです。
ちなみに9年前の写真で転がされたおじいさんは、身体が強そうに見える方だったそうです。
小さい山は何のためにある?
最後に紹介するのが、「おしゃもっつぁん」と呼ばれる謎の場所。
田んぼの真ん中にあるこんもりとした小さな山のようなもので、ただ「おしゃもっつぁん」と書かれた看板が立っています。
どうやら農耕の神様とされているそうで、藤枝辺りを治めていた岡部氏の屋敷跡に「おしゃもっつぁん」があり、田んぼの所有者がそのまま保存して、周りで作物などを作っているようです。
ただ、別の場所にも「おしゃもっつぁん」があります。
焼津には同じ名前で大きな岩があったり、神社に祀られていたり、さらには軍神ではないかと言われたりと、結局「おしゃもっつぁん」が指すものがよくわかりません。
しかし地元の方からすると、よくわからないけど昔からあるので取り除くことができないそうで、謎のままコーナーは終わってしまいました。
(岡本)
田んぼの真ん中にあるこんもりとした小さな山のようなもので、ただ「おしゃもっつぁん」と書かれた看板が立っています。
どうやら農耕の神様とされているそうで、藤枝辺りを治めていた岡部氏の屋敷跡に「おしゃもっつぁん」があり、田んぼの所有者がそのまま保存して、周りで作物などを作っているようです。
ただ、別の場所にも「おしゃもっつぁん」があります。
焼津には同じ名前で大きな岩があったり、神社に祀られていたり、さらには軍神ではないかと言われたりと、結局「おしゃもっつぁん」が指すものがよくわかりません。
しかし地元の方からすると、よくわからないけど昔からあるので取り除くことができないそうで、謎のままコーナーは終わってしまいました。
(岡本)
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