北野誠のズバリ

「いくつだと思う?」この不毛な質問にはこう返そう!

年齢を聞いた時に、相手から「いくつだと思う?」と返されてしまったことがある人は多いのではないでしょうか?
実際、かなり返答に困る質問です。

1月23日放送の『北野誠のズバリ』、この日のテーマ「あなたの周りにいる面倒くさい人々」には、この「いくつだと思う?」という質問にうんざりしているリスナーからおたよりが寄せられました。

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「二度とやめてください!」

「批判覚悟で言わせていただきますが、年齢を聞いた時に『いくつだと思う?』っていうのはもう二度とやめてください!」(Aさん)

かなりご立腹な様子のAさん。Aさんはこの質問に見え隠れする、あることが気になるといいます。

「その言葉の裏に『若く見えるでしょ?』っていうのが存在しているじゃないですか。正直面倒くさいです。
気を遣って思った年齢より若く言ったのに、実年齢より上だったらムッとされて、それをフォローしなければならない。面倒くさい、ああ面倒くさい」(Aさん)

確かに、なんとも無駄な労力です。

心霊現象「いくつだと思うオバケ」

「男女関係なしに『いくつだと思う?』と聞き返してくる人が多いので、最近は年齢を聞かないようにしていますが、他の人が聞いているところに居合わせて『いくつだと思う?』と返ってきた時に、『出た!』と言ってしまいます」(Aさん)

このAさんの対応について、「これええね。この返し、いいですよ」と北野誠。

北野はこの質問をしてくる人を「いくつだと思うオバケ」と命名しました。北野によると、これは「心霊現象」だそうです。

「お世辞もわからないのか!」

「いくつだと思うオバケ」が面倒くさいというおたよりがもう1通。

「推定45歳の女性が僕に『私、いくつに見える?』と言ってきました。十分サバを読んで『34~5かな?』と言ったら、『ブー、ハズレ!実は43』。確かに見た目よりは若いので驚きましたが、その女性は私の答えに気を良くしたのか『私よく、30代前半に間違われるのよね』と、まんざらでもない表情でした」(Bさん)

実年齢よりも若く見られることに快感を覚えるタイプなのでしょう。

「私は心の中で『そんなくっきりしたほうれい線の30代前半がいるか!お世辞もわからないのか!』と思っています。
とにかく、僕は飲み会でこの手の質問は苦手です。若くサバを読んだつもりが実際はもっと若かった時は、言い訳に苦労しましたね」(Bさん)

マウントを取りたいだけ

「『いくつに見える?』ほど、他人を困らせる質問はないですからね」と北野。

「年齢を答えても、普通に答える」という河原崎辰也は、「あれ、なんなんですかね?」と、この手の質問をする人が理解できないといった様子。

北野「“若く見られている”と思うということを確認したいっていう。自分はみんなから若いよねって言われるから、若く見られているというのを、いろんな人にマウントを取りたいっていうだけのことですから。自信なんですよ、自慢です」

河原崎「めちゃくちゃ上の年齢言ってあげればいい(笑)ずるいやつはこらしめてやろうかな、ってやっちゃう時ありますよね。『あっ、こいつ来た!』と思ってね」

「いくつに見える?やめよう同盟」

ここで北野がリスナーに呼びかけます。

北野「『いくつに見えると思う?』って聞く人、うちのラジオを聞いておられる皆さんは、もし言っておられたら、やめましょうね。社交的にやめましょう」

河原崎「『いくつに見える?やめよう同盟』ですね」

北野「ウチのラジオを聞いておられる皆さんは、それを聞いた途端に『出た!』、Aさんのこれ使いましょ。『ねえねえ、ほいで私いくつに見えると思う?』『出た!』」

“いくつだと思うオバケ”への、ズバリリスナーとしての正しい返し方が決定しました。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2023年01月23日13時29分~抜粋

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