北野誠のズバリ

食後に皿を重ねる、布団をたたむ…実はお店には迷惑行為

12月9日放送のCBCラジオ『北野誠のズバリ』では「店や旅館での親切は大きなお世話?」を取り上げました。

週刊女性PRIMEによれば、食後に皿を重ねる、宿で布団をたたむなど、利用客が親切心でやったことが逆に迷惑になっているそうです。
お店側では、皿や布団はそのままの状態にしてほしいとのこと。

北野誠と大橋麻美子が、自身の振る舞いも振り返りながら言及します。

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布団はそのままで

よかれと思ってやりがちなことですが、プロによると有難迷惑なことがあるようです。

店の方によれば、布団やベッドは使用したままのぐちゃぐちゃの状態が一番いいとのこと。浴衣もシーツもたたんでもらっても、結局全部ほどいてから洗濯に出すそうです。
特に布団は汚れや破損の有無、忘れ物など確認するので、丁寧にたたまれて押し入れに入っていると二度手間になるとのことです。

北野「たまに布団の中に忘れ物していることありますね」

長年の習慣で敷きっぱなし、脱ぎっぱなしは落ち着かないというのであれば、部屋の隅に置くのはいいでしょうね。

皿は重ねない

ちなみに北野は、自分でワインバーを経営して初めてわかったことがあるそうです。

北野「食べ残した皿は重ねないでください。重ねると汚れが上下につきます。ミートソースのパスタの皿を重ねはる人がいて、上だけ洗ったらいいのが、3回、4回洗わないといけない」

大橋は家庭でも「上下つるつるだから危ない、滑りやすい」と実感するそう。
また「食べた上にお皿を置かれても困る。きれいに食べていてもドレッシングとかクリームとかついています」と訴えます。

高級料理店の高級皿

他にもやってはいけないことはあります。
高級料理店では絶対に皿を重ねてはいけないそうです。
理由は皿が欠けるから。安い皿ならまだしも、高級店でそれをやるとイヤな顔されるそうです。

飲食店で片付いていない席に早く座りたいからと、自分で空いた皿を厨房へ持って行く人がいますが、これもよくないこと。
お店の人も片付けるタイミングを見ているようです。

おしぼりで汚れを拭く人

さらに、お店の方が気にするのはおしぼりの問題。
おしぼりでテーブルの汚れを拭いてしまう行為は困りものだそうです。
使い捨ての紙のものならいいですが、布のおしぼりはクリーニングに出すため、シミがつくと困ります。

テーブルをおしぼりで拭きがちな北野は「ごめんなさい」と謝罪。

北野「僕は拭きたいから、どんな高級店でも紙のおしぼりにして欲しい」

おしぼりはあくまでも手を拭くものです。
もしテーブルが汚れた時は、それを拭く専用のものを店員にリクエストしましょう。

三角折り

よく見かけるトイレットペーパーの三角折り。
実は清掃する方の間で「ここは掃除が終了した」という合図なのをご存知でしょうか?
決してマナーではないので、トイレの利用者は勝手に折らないようにしましょう。

大橋「衛生的にもよくないですね」

北野「かえって迷惑になる行為はやめましょう。僕も極力おしぼりでテーブルを拭くのはやめたいと思いました」

100点のお客様とは?

リスナーからも反響が寄せられました。

「僕は気まぐれでトイレットペーパーを折ってしまいます。三角だと芸がないので富士山にしたり、ハートに折ったり。でもやらない方がよかったのですね」(Aさん)

北野「そんなんは折り紙買って、折り紙でやって(笑)」

「うちは小さなバーをやってます。おしぼりでカウンターを拭くのはちょっとした汚れはいいですけど、やめて欲しいです。自分のところで洗って蒸し器で消毒してますから。
こぼしてしまったら、どうか遠慮なくお申し出ください」(Bさん)

「うちは小さな居酒屋ですが、お皿重ねないでと思います。中にはお皿の上にグラスを置く方、串をグラスに入れる方、あれはやめて欲しいです。忙しい時にビール瓶やあいたお皿を持ってきてくれるお客様、『お座り』と言いたくなります」(Cさん)

やはり片付けはプロに任せるのがいいようです。

「食べてお金を払うだけでお客様は100点満点です。そのままお帰りください」(Dさん)

北野「店には店のリズムがあるんです」

プロの接客に任せるのが、客の心得のようです。
(みず)
 
北野誠のズバリ
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2022年12月09日13時14分~抜粋

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