北野誠のズバリ

5人に1人がマッチングアプリ婚!今や職場での出会いは古い?

明治安田生命が今年結婚した人に実施した調査によりますと、出会いのきっかけで最も多かったのは、「マッチングアプリ」で22.6%。
これまで多かった職場や学校を抜いて、初の1位となりました。

ひと昔前は、アプリを使用していることを人に言いにくかったり、危険なイメージが強かったりしたマッチングアプリですが、2020年から急増したようです。

11月17日放送『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、急激に変わった結婚のきっかけについて、パーソナリティの北野誠と山内彩加アナウンサーがトークを繰り広げました。

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この流れは止められない?

結果に驚く2人ですが、北野が担当する別のラジオ番組でもこの話題を取り上げた際、最近結婚したスタッフの1人もマッチングアプリがきっかけで結婚したことがわかり、身近に感じたようです。

マッチングアプリが急激に浸透したことについては、北野もある程度納得しているよう。

北野「例えば、最初は『ラジオが主流の時代にテレビなんて』って言っても、あっという間にテレビを観るようになって。

発明された物で一度『これええやん』って思ってしもたらすぐに浸透する。

『本はやっぱり実際に本屋へ行って、手に取ってちょっと軽く読んで、選んでから買いたいよね』って思ってたけど、今は簡単にネットで買おうって、電子書籍で読んだりするやん。安かったりするから」

ガラケーからスマホへの流れなど、便利なものを知るとその流れは止められないということは、よくありますね。

急速に浸透した理由

また、マッチングアプリが急速に浸透したのは、利用していることを隠す必要がなくなったということもあるかもしれません。

北野「(マッチングアプリが開発された)最初は『ちょっと結婚式挙げんねんけど、結婚のきっかけについてマッチングアプリって言わないでくれるかな』っていう、ちょっとひそひそと隠す風潮があったやんか。

できちゃった婚もめでたいからええやんって思うけど、ちょっとやらしいからっていうて、授かり婚に名前を変えることによって、今となっては『順番が逆ですが』っていうことも言わなくなって。
マジョリティになっていくと普通になるから」

利用する人が多くなれば、そちらのほうが一般的になるので、今まさに流れが変わってきているのかもしれません。

北野「そのうち5人に3人がマッチングアプリになったら、『えっ、職場で出会って付き合って結婚?ウソー!ないわ~』とか言われたり」

マッチングアプリのメリット

今ほど出会いが多様化されていない時代は、学生時代から付き合っていることがなければ、職場ぐらいしか出会いの場がありませんでした。

北野「マッチングアプリで結婚したスタッフの話によると『職場で出会うって、もし付き合うだけで即結婚じゃないですか。周りの目もあるし』と。

『別れたら別れたでやりにくいということがあるから、リスクのことを考えたらマッチングアプリでいいっすよ』って言ってました」

特にここ2、3年はコロナ禍によって外での出会いが減ったことによって、マッチングアプリの普及が加速したのでしょうが、今後はアプリでの出会いが主流になりそう。

また、職場ではなかなか同じ趣味を持つ人に出会う確率は少ないということで、趣味が合う人に出会いやすいというメリットもあるようです。

今は、実際に会う前にリモートで会うことができるようですので、ハードルが低いのも良いかもしれません。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2022年11月17日13時16分~抜粋

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