北野誠のズバリ

昭和の風習?「旗日に国旗」「お正月の車にしめ縄」は記憶の彼方…

11月15日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)、この日のテーマ「“昭和”を感じる時」には、「息子たちに“旗日(はたび)”が通じない」と驚くリスナーAさんからのおたよりが寄せられました。旗日とは、国民の祝日のことです。

この話をきっかけに、話題はかつてお正月になると車に付けていた「国旗」や「しめ縄」へ。
いつの間にあの文化は消えてしまったのでしょうか?

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「旗日?なにそれ」

「先日、社会人の息子たちと会話をしている時、私が『明日、旗日だけど仕事は休み?』
と聞くと息子たちは『旗日?なにそれ。明日は祝日だよ』と言いました。えっ?旗日がわからない?」(Aさん)

Aさんがこどもの頃、祝日には玄関の横に日の丸の国旗を掲げていました。

「今って全然見なくなりましたね」(Aさん)

確かに以前は、祝日になるとあちこちの玄関先に日の丸がはためいていました。

「玄関の門構えの横に国旗をさすところがあったんですよ」という北野に、「えー!」と驚く佐藤実絵子。

この風習が減った今、祝日を「旗日」ということを知らない若者が多いのも無理はありません。

ヤンキーは国旗を交差させていた

この話題に、反響が寄せられました。

「Aさんの“旗日”を聞いて思い出したんですが、そういえばカレンダーにお正月などの旗日には国旗が交差している絵が書いてありました」(Bさん)

言われてみれば確かにそうでしたが、いつからかその絵を目にすることはなくなりました。

「ヤンキーがお正月になると小さな国旗を交差させて、車の前に付けてましたよ。カーショップにも国旗が売ってました。おじさんはラジエーターにしめ縄付けてましたよ」(Bさん)

なんとも懐かしい光景です。

さすがにもう売ってない?

「お正月に道路を走る時、ラジエーターグリルのところにしめ縄を付けて走ってました。これは完全に昭和もので、令和の今では完全に消え去ったものだと思ってました」(Cさん)

「今もう、車のラジエーターグリルの前にしめ縄とか国旗付けて走ってるの、さすがに見たことないな」と北野。

そんな北野も40数年前のハタチの頃、友人のマネをして付けた記憶はあるといいます。

北野「それ以来付けてないですけどね。なんかすっげー古臭いなと思ったわ、今(笑)。懐かしいなもうさすがに売ってないと思うけどね」

車用のしめ縄についてこう語った北野でしたが、このあと寄せられたおたよりでさらなる事実が発覚します。

来年はネタで付けようかな?

「えー!もう車にしめ縄付けてないんですか?私はタクシードライバーなので、お正月三が日に出勤のときは付けています」(Dさん)

「ありました。僕もこどもの頃、親父が車にしめ縄を付けていたのを思い出しました。めでたい感じがしますけどね。
令和になってからでもお正月に付けている車を見た記憶があります。田舎だからかなぁ~。おもしろいから来年はネタで車にしめ縄を付けてやろうかと思っています」(Eさん)

数が減っているだけで、どうやらまだ付ける派の人も残っているようです。

「車の前にしめ縄を付けている人、たまにいますよ。今でも車内のウィンドウに小さいのをくっつけたり、鏡餅を乗せてる人もいましたよ!」(Fさん)

お正月の車にしめ縄。久しぶりにあのおめでたい光景を見たいですね。
(minto)
 
北野誠のズバリ
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2022年11月15日13時30分~抜粋

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