北野誠のズバリ

「年の差婚」は難しい?同世代での結婚が増えている理由

先日厚生労働省が、2020年に提出された婚姻届における初婚同士の年齢分析を発表しました。

発表によれば、最も多い年齢差1位は夫婦とも同じ年齢、2位は夫が1歳上、3位は妻が1歳上。
この3パターンだけで40%を超えており、同世代の結婚が多いことがわかりました。

10月28日放送の『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、この「夫婦の年齢差」をテーマに、北野誠と大橋麻美子が言及します。

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学生時代からの付き合い

北野「もっと離れていると思っていました。ということは年の差婚は意外と珍しいということなんです。

30年程前に大阪のABC朝日放送のプロデューサーのMさんが、個人的に聞いて調査したところ、大学時代につきあった彼女と30手前で結婚しているのが一番多かった。このデータ通りです」

大橋「3歳差くらいが多いのかと思っていました」

北野「実際に自分と年齢が近い人の方が結婚しやすいのでしょうね。
もう少し世の中にマッチングアプリとかが浸透し出したら変わってくるかもしれませんが、現時点では、人の出会い、恋愛の出会いはそんなに多岐にわたってないということです」

同世代結婚

大橋「男性は、歳が随分下でもOKという人は多いじゃないですか?」

夫が7歳以上年上というケースもありますが、1割程度です。
統計結果を次のようにまとめる北野。

北野「『オレ、40歳にしてはめちゃイケてる』と思っていても、そういうことじゃない。イケてるかどうかは、結婚にはあまり関係ないかなと思います。
それより身近で距離が近くて、同世代で分かち合えるという方がギャップがなくていいんだと思いました」

結婚するにしても付き合うにしても、同じ歳くらいで、話が合うというのが大事なようです。

結婚向きなのは?

この統計に対するリアクションが寄せられました。

「1歳差の夫婦、確かに多いかもと思いました。学生時代の友人10人グループ。旦那さんが1歳上7人、5歳上1人、私と友人が3歳下。離婚経験者も3人。うち2人が後に再婚しています。割と平均的なのかな」(Aさん)

こんな実感も寄せられています。

「友人を見てると、『女の子にやさしいんだけど』『友達以上に見られない』などと、ふられていた奴の方が家庭円満で、しかもこどもと仲良かったり、家事分担している確率が高いと私調べで思います。
俗にいう『付き合う』と結婚は違うということでしょうか」(Bさん)

大橋「わかる、恋人にはちょっと物足りないという人は、逆に結婚向きだと思う。安心して生活できる人」

「友達にしか見られない」と言われ慣れている人には朗報です。

奇跡と見限れ

可能性と見込みがあるかは違います。

「だいぶ前、うちの地区の40歳の男性に、23歳のかわいいお嫁さんが奇跡的に恋愛結婚で嫁いできたことがあります。

それを聞いて同世代の独身男性たちが、ひょっとしたら俺にも若い子が嫁に来る可能性があると、期待に沸き立ちましたが、後に続く人はいませんでした。
『めったにないから奇跡と言われているんや!』」(Cさん)

大橋「成功例を見て『俺もいける』『私も』と思ってはいけないということですね、奇跡だから」

結婚には向いているが

こんな意見もあります。

「『付き合っても何の面白みもないけど、結婚には向いてる子だよ。』
僕のことをそう紹介した女性上司がいます。そんな紹介の仕方をされても前向きに検討してくれる子なんかいませんでしたわ!誠さん、現実はそんなもんですよ」(Dさん)

大橋「紹介の仕方が悪いですよね」

北野「女性上司が癖あるね。
男の友人や上司から、『めっちゃ面白いわけじゃないけど、めっちゃ誠実やし、いい奴やで』と言われると、そうかなと思うけどね。かわいそうやね、Dさん」

結婚につながる出会いはなかなか難しいものです。
(みず)
北野誠のズバリ
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2022年10月28日13時13分~抜粋

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