北野誠のズバリ

CDが止まらない!変な音がする!懐かしの怖い話

『北野誠のズバリ』(CBCラジオ)では、毎年お盆期間にリスナーから怖い話や不思議な体験をした話を募集しています。

9月19日の放送では、少し季節外れとなってしまいましたが、読み切れなかったおたよりをパーソナリティの北野誠と松岡亜矢子が紹介。

ここではその中から、CDにまつわる怖い話を取り上げました。

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CDラジカセが不穏な動きに

学生の頃、友だちの家でお泊まりというのは楽しいもので、夜中に恋愛や怪談の話で盛り上がったりするものです。
しかしその時に怖い体験をしてしまうと、怖さは何倍にも膨れ上がります。

「高校生の頃の不思議な出来事です。
男女8人で友だちの家に集まって、夜中にワイワイしていたら、その中の1人が怖い話をしようと言い出し、部屋を暗くして携帯電話の明かりを真ん中に置き、それを囲むようにして話せる人から順番に話すことに。

3人ぐらい終わった頃でしょうか。静かになった瞬間、部屋にあったCDラジカセが突然、すごい勢いで回り始めました。

あまりに急だったので、全員が反対側の壁へ固まりました。

『誰か早く切って!』と女子が騒ぎ、1番近かった友人がスイッチを切ることになり、いろいろボタンを押したのですが、不思議なことに何も変わりません。

曲番は忘れもしない4と5を行ったり来たり。

いつまで経っても止まらないので、最終的にコンセントを引っこ抜きました」(Aさん)

夜中の部屋に突然

不思議な現象はこれだけで終わりません。

「それでも1、2分ぐらい動き続け、やっと数字も消えて止まったという瞬間、後ろのほうから『バーン!』と窓を叩く音が。

その音に全員が驚きました。

今度はその家の友だちがカーテンを開けてみることになり、恐る恐る開けてみると、窓には手形がありました。

そこは2階でベランダもなし。
部屋の中から叩くにしても、窓を1度開けないと不可能。

霊を見たわけではないんですが全員眠れずに、次の日、朝に明るくなってから解散したことがありました。

なぜ窓が叩かれたのか、ラジカセの数字は何だったのか。

自分はその時一緒にいた、シンゴという名前の友人かと思いましたが、その後連絡を取っていた18歳ぐらいまでは何事もなく生きていたので、4と5はシンゴではなく、死後だったのかもしれません。いまだに謎のままです」(Aさん)

機械の不具合なのかもしれませんが、タイミングによっては怖さを倍増させますね。

最後の曲が終わったあと

ドライブの時に音楽をかける際、今ではスマホから飛ばすのが一般的ですが、昔はCDが主流でした。

「これはいつも髪を切ってもらっている美容師さんから聞いた実体験の話です。
15年ほど前、深夜に友だち3人とドライブをしていたそうです。

民家や道路の幅もある、いたって普通の道を走っている時、道の端に赤い鳥居が立っているところがあり、そこを過ぎたぐらいに、聴いていたアルバムの最後の曲が終わったのですが、1曲目に戻らず、最終トラックのまま無音状態で秒数だけが過ぎていきました。

『よくある隠れボーナストラックでも入っているのかな』とそのまま聴いていたら、『シャーン、シャーン』と、お坊さんが持っている鈴のような音が鳴り出しました。

はじめは『そういうイントロなのか』と思って気にしていなかったのですが、だんだん鈴の音が大音量になっていました」(Bさん)

謎の音が大音量で

「さすがに怖くなって停止ボタンを押したのですが、何回押しても止まらず、音量ボタンもイジェクトボタンも効かない。

パニックで全員固まっていたのですが、しばらく経つとピタッと止まり、1曲目に戻ったそうです。

その後、あわててコンビニの駐車場に行き、もう1度鈴の音が本当に入っているのかどうか、最後の曲を聞いたところ、もう鈴の音は入っておらず、普通に1曲目に戻っていました。

これで気持ち悪くなって、コンビニのゴミ箱にそのCDを捨てたらしいです。機械の不具合って怖いですね」(Bさん)

夜中、鳥居というシチュエーションでその音が出ると、余計に怖く感じてしまいますね。

これはCDだから出る現象なのか、音楽データでも出る現象なのか、気になるところです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2022年09月19日13時50分~抜粋

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