北野誠のズバリ

ネットで話題!乗客に激高した駅員へ同情が多い理由

渋谷駅で勝手に非常停止ボタンを押した乗客に対して、駅員が激怒した動画が拡散され、物議を醸しています。

帰宅ラッシュの時間帯、ある乗客が線路内に財布を落としたあと、身を乗り出して線路をのぞき込んだり、線路内に降りようとするなど危険行為を繰り返しました。

駅員が安全な場所に移動させたところ、この乗客が「財布を取ってくれない」として、非常停止ボタンを押す暴挙に。

これに駅員が激怒して言い合いに発展したのですが、駅員の言葉遣いが悪いという意見
よりも、ネットでは駅員に同情する声のほうが多い状況となっています。

7月7日放送『北野誠のズバリ』では、この話題についてパーソナリティの北野誠と山内彩加アナウンサーがトークを展開しました。

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お客様は神様ではない!

この動画は乗客本人が撮っていると知った北野は、「よくみなさん考えて欲しいのが、駅員さんも普通の人間なんです」と主張。

駅員さんがなんでも我慢しなければならないわけではなく、お客様は神様という理由で乗客が何をしても良いというわけでもありません。

乗客は世間は自分に味方してくれると思ったからこそ、ネットに動画をアップしたのでしょうが、山内も「何で自分が正しいと思っちゃったんでしょうね」と疑問を投げかけました。

駅員さんからすると、乗客が桁違いに多い山手線で私的な理由で非常停止ボタンを押されるのは避けなければならないことですし、危険行為を繰り返すのは事故の元ですので、厳しい口調で注意するのも無理はありません。

落とした財布には4万円が入っていたそうで、その財布からお金が風で吹き飛んだのか、吹き飛びそうだったのか、それを心配して「早く取ってくれ」と言っていたそうです。

今回、電車を止めてしまったことによって、この乗客はJRから損害賠償を請求される可能性があり、4万円どころではない話にまで発展するかもしれません。

スマホの弊害?

非常停止ボタンの使用は、線路内へ大きな落とし物をしてしまった場合や車内で大ゲンカがあった場合などに限定され、今回のケースには当てはまりません。

駅員の口調がキツすぎるという意見もありますが、そもそも動画を撮るという行為にも疑問があります。

山内「カメラ向けて『財布取ってくれ』って言ってる人の財布を取るかって思いますね」

北野「人間やねんから感情的にもなるし、どういうことなん?って思うよ。

僕なんかも東海道新幹線のホームで、あれだけラインに近づくな、入口の所でもたれんなって言われてんのに、ずっとスマホをやっててもたれてる女の子にボロクソ言うてたで。

『11号車付近のそこの女性!下がりなさいって言ってんだろう、さっきから!!』

その時に俺が10号車にいたから、11号車まで行って『駅員さんが怒鳴ってるのは君。動いて。発着できないから』って。

その人は聞いてない。スマホずっといじってたから」

お願いしていると言いながらカメラで撮っていることを失礼だと思わないこと、スマホに夢中になっているので注意されていると気づかないこと。

どちらもスマホが浸透しすぎたことの弊害かもしれません。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
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2022年07月07日13時15分~抜粋

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