北野誠のズバリ

90歳を過ぎてもなお元気な人の共通点、〇〇を食べること

40代になると脳の老化が始まると言われます。

ここでの「老化」とは脳が萎縮することを指し、消極的になったり感情に振り回されやすくなったりするなど、さまざまな弊害が出てきます。

それを防ぐためには、ルーティーンを避けたり物事に対して決めつけなかったりと、考え方や行動を気にかけることが良いそうです。

6月22日放送『北野誠のズバリ』では、脳の老化の話題をきっかけに、歳を取っても元気であるにはどうすれば良いのかについて、パーソナリティの北野誠と氏田朋子がトークを繰り広げました。

[この番組の画像一覧を見る]

90歳でトレーニングが日課

年齢に関係なく元気という方で北野が最近思い出したのが、トレーニングの宣伝に出演されている大村崑さん。

そして、北野の仲人であり、長年お世話になっている「浪花のモーツァルト」こと作曲家のキダ・タローさん。

崑さんは90歳でキダさんは91歳、現役感があり元気以外の何ものでもありません。

崑さんはCMでダンベルを上げられていますし、ふだんも腕立て伏せなどのトレーニングをされています。

さらに脳の萎縮防止とも関係してくるのですが、少しコースを変えて散歩することも。

これは脳の前頭葉が衰えてくるため、前頭葉に刺激を与えるためには違うことをするのが大事なのだそうです。

歳をとって感情が抑えられなくなるのも前頭葉が衰えているからで、暴走老人、キレる老人と呼ばれる原因の1つとされています。

ちなみに北野がかつてまとまった時間が空いていた時も、近所のいろいろなところをウォーキングしていると、今まで気づかなかった大きな家など、新たな発見があったようです。

長生きで元気な2人の共通点

90歳を過ぎてもなおお元気な大村崑さんとキダ・タローさんですが、実は偶然なのか、ある共通点があります。

それは今もお肉が大好きということで、それを受けて北野はリスナーに向けて「タンパク質を摂ってください」と呼びかけました。

昔、北野がテレビ番組のロケで91歳と98歳の姉妹に元気の秘訣についてインタビューした際、やはりお肉を好まれていたそうです。

当時北野は30代前半で「そこまで大事か?」と思っていたそうですが、今や肉は大事と感じているそうです。

90歳近くになっても舞台に立たれていた女優の森光子さんもスクワットをされていましたし、ステーキをたいらげるなど、やはりお肉はポイントかもしれません。

肉には元気になる効果が

タンパク質を摂るには肉といっても牛肉に限らず鶏肉でも良いですし、もちろん魚でも良く、簡単に食べられるゆで卵でも良いのですが、さらにタンパク質の中でも大事なのが必須アミノ酸。

肉類などに含まれるトリプトファンという必須アミノ酸は食事など外部からでなければ摂れないもので、これによりセロトニンという脳内の神経伝達物質が増加します。

うつを防ぐ効果があり、元気の秘訣といえそうです。

ただ、肉を食べすぎると動脈硬化が気になったり、脂っこさが体に悪いのではないかと思われるかもしれませんが、赤身の肉や鶏肉でもOK。

歳を取っても元気だから肉が食べられるのか、肉を食べるから元気なのか、どちらが先かはわかりませんが、精神を安定させる効果もあるそうです。
(岡本)
 
北野誠のズバリ
この記事をで聴く

2022年06月22日13時16分~抜粋

関連記事

あなたにオススメ

番組最新情報