コロナ禍で遠くへレジャーに出かけたり、屋内の大型施設に出かけたりするのはなかなか難しい状況ですが、近くの公園だと出かけやすいものです。
そんな中、東海地方にある身近な公園を集めたガイド本があると聞いたパーソナリティの松岡亜矢子が、3月21日放送『北野誠のズバリ』で紹介しました。
公園だけでまるごと1冊
その本とは『スゴイ!公園本 東海版』(ぴあMOOK中部)というもので、国立公園に関するガイド本は今まででもありましたが、身近な公園だけをまとめた本は意外とありませんでした。
この本では公園を目的別にカテゴライズし、100の公園を紹介。
もともとはレジャー施設を紹介する本の中で公園を紹介していましたが、公園特集が好評だったことから、公園だけで1冊にまとめようという企画が持ち上がったそうです。
最近は遊具や植物があるだけではなく、特に都心の公園ではレストランやカフェが併設されていたり、ランニングの方のためにコンビニがあったり、保育園があったりとさまざまな進化を遂げています。
公園の枠を超えた施設も
また、都心の公園だけではなく、郊外で敷地の広い公園では新たな流れがあるそうです。
ぴあ株式会社で出版プロデューサーを務められている伊奈禎さんにお話を伺いました。
伊奈さん「『複合総合公園』というちょっと堅い書き方をしてますけど、広い敷地の中にいろんなものがある。
動物園、植物園とか、こども用の遊具施設とか、キャンプ、アウトドア、なんでも揃ってきちゃってるんで、1日中楽しめるというよりも、1日ではとても周りきれない、何回も行って別の楽しみができる、すごい総合レジャーランドだなとあらためて思いました」
例えば愛知県豊田市にある鞍ヶ池公園では、アウトドアメーカーのスノーピークと、世界的に著名な建築家の隈研吾さんが共同開発した宿泊用トレーラーハウスが話題に。
また、名古屋市守山区にある小幡緑地では、アウトドアに特化した施設「オバッタベッタ」が人気を呼んでいます。
これらは公共施設であるため、公園の入場自体はもちろん無料となっています。
遊園地並みの施設が充実
また遊具も進化を遂げていて、東海地方では愛知県刈谷市に2か所、岩ケ池公園と刈谷市交通児童遊園があります。
ゴーカートやコースター、メリーゴーランドなど、まるで遊園地かのような遊具が揃っていて、しかも料金が50円から100円程度とかなり安く利用できます。
さらに、今の公園には昔とは異なる遊具もあるそうですが、どんなものなのでしょうか。
伊奈さん「われわれの世代によくあったすべり台って、ほんの5~6m程度でスーッと滑る程度のものだったのが、長さを競ってる感じも一方ではありますから、70mみたいなのが2か所ぐらいあったりして。
あと、単純なものだけでなく、横並びで7、8人すべれるとか、昔はそんなのなかったっていうものがありますね」
また、アウトドアや遊具ではなく、ゆっくり時間を過ごしたいという方は、森林公園がおすすめということで、こちらは三重県民の森がおすすめとのことです。
(岡本)
北野誠のズバリ
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2022年03月21日14時38分~抜粋